「ピックレビュー70」トシン=アバシシグネイチャーピック使ってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

いろんなピックを試してみたい人

トシン=アバシシグネイチャーピックの使用感について知りたい人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー70」トシン=アバシシグネイチャーピック使ってみた」という話です。

今回取り上げるのはトシン=アバシシグネイチャーピックになります。

トシン=アバシさんのピックは、「いつしっかりと試してみるか」とレビューする機会をうかがっていたピックです。

んで、まず結論から申し上げると、トシン=アバシ

 シグネイチャーピックは、

「出音を積極的な採用理由として考えて選ぶといいピック」

です。

本ピックのしなりはかなり強く、個人的にそれがかなりネックになりますが、速度にこだわらなければそれなりに使えるかと思います。

気になる人は、実際に使ってみるといいと思う次第。

なお、自分はギター教室に通った方がいいのか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事参照。

では、ゆるりとおおくりします。

ピッキング速度のすべてをそこに置いてきた!!!

右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。

しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。

そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?

トシン=アバシシグネイチャーピックのスペック

トシンアバシ シグネイチャーピック 裏面

まずは、トシン=アバシシグネイチャーピックのスペックについて見てみるとしましょう。

形状:大き目のジャズ型(どうみても、ティアドロップにしか見えないが、、、、)

厚み:0.6

材質:トーテックス(デルリンの一種)

今回は、ジェイソンリチャードソンさんに比肩するレベルの現代テクニカルギター界の新星にしてダークホース的存在であるトシン=アバシさんのシグネイチャーピックです。

正直、なんでこんなに本ピックは薄いのか謎です、、、。

いや、それどころか、そもそもアバシさんはフィンガーピッキングを主体にしていた印象しかないので、シグネイチャーピックが存在していたこと自体が驚きでした。

、、、と言う事で、本ピックがどんな感じの弾き心地でどんなサウンドがするのかについて実際に試していきたいと思う次第。

トシン=アバシシグネイチャーピックの音の特徴

トシン=アバシシグネイチャーピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・高音域成分が多い

・中低音域成分は控えめ

・ピッキング時のアタック音は控えめ

・全体的にクリアで音域ごとの分離がよい

・ピッキングノイズはやや生じやすく5、6弦で強くノイズが出る

本ピックの出音は、クリアで各音域ごとの分離度合いが良好で高音域成分がかなり前面に立っている印象です。

ただ悪い見方をすれば、本ピックは低中音域が控えめなので聴きようによっては、「高音がキンキンした薄っぺらい音のピック」ともいえるので、人によって好き嫌いが結構分かれそうではあります。

そして、ピッキングノイズは多少生じやすく、5,6弦を弾くとかなりノイジーです。

ただ、ピッキングのアタック音はマイルド。

ちょっと、クセ強めなピックです。

トシン=アバシ シグネイチャーピックでの弾き心地等についてはいかに?

トシン=アバシ シグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。

・弦離れは良好

・ピッキングの急加速はスムーズ

・高速度帯でのカッティングは比較的スムーズ

・ピック表面はやや滑りにくいので、グリップは比較的安定

・操作性が低下するレベルでしなる

本ピックの弦離れは、基本的に優秀でピッキングの急加速や高速度帯でのカッティングも比較的スムーズです。

そして、ピック表面はやや滑りにくいためグリップは比較的安定しますね。

ここまでは結構いいのですが、本ピックはしなりいすぎるのでそこが問題です。

本ピックのしなりは、「トップスピードまでの到達時間」や「高速度帯でのカッティング、ピッキングの急加速」といったものに少なからず悪影響を与えてしまうレベルなんですよね。

まあ、厚さが0.6㎜ですから当たり前って気もしますわね。

本ピックがここまでしなりが強い理由は、アバシさんのピッキングスタイルに原因がありそうな気はします。

アバシさんは、プレイスタイルの基本は8弦ギターのような多弦ギターでベースの奏法であるロータリーやフィンガーピッキングを高度に応用したものであり、わたしの印象では「彼にとってピックは添え物」的な立ち位置にとどまる気がするんですよね。

つまり、彼の演奏では「ピックをメインにしない」わけです。

そのため、彼はピックに過度の弦離れをはじめとした操作性を求める必要はないと思うんですな。

その結果、彼のシグネイチャーピックはこうなっているのかもしれない、、、と思うわけです。

まあ、私の勝手な主観でした。

トシン=アバシ シグネイチャーピックはどんなプレイに向いている?

トシン=アバシ シグネイチャーピックは、

「出音を積極的な採用理由として考えて選ぶといいピック」

です。

本ピックの弦離れは良好ですが、操作性の点では可もなく不可もないといった印象で操作性の点ではあまり積極的に選ぶのは難しい気がします。

何より、本ピックの強いしなりが「高速度帯でのカッティング」や「ピッキングの急加速」、「トップスピードに至るまでの到達時間」に悪影響を与えてしまうんですよねえ。

もっとも、このしなりの強さは、ギター初心者が「ピックが弦に負ける感覚を身に着けるための練習」には有用なきがする次第。

ただサウンドについては、高音以外はそこまで前面に立たないとはいえ、割と変わったものなので、このサウンドを理由にして本ピックを選ぶのはありだと思います。

まあ、好き嫌いは結構分かれそうですが。

トシン=アバシシグネイチャーピックの評判

では、最後にトシン=アバシ シグネイチャーピックの評判を見てみたいと思います。

ふむ、わたしは本ピックのしなりが強すぎるのでちょっと使いにくいといった印象でしたが、逆に使いやすいと感じる人もいるんですなあ。

まあ、そりゃ人によって得意な動作も関節の柔軟性も違うのでそうですわな。

本ピックの使い心地が気になる人は、実際に買って試してみるといいでしょう。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー70」トシン=アバシ シグネイチャーピック使ってみた」と題しておおくりしました。

今回のトシン アバシさんのシグネイチャーピックは、弦離れがいいものの強いしなりのせいで操作性はそこまで高くない印象です。

しかし、そのサウンドは高音がかなり突出している一方で低中音域が控えめで割と独特なサウンドをしている印象なので、このサウンドを理由に本ピックを選ぶのはありだと思います。

本ピックが気になる人は、実際に使ってみて下さいませませ。

では!

参考記事等


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これまで、わたしは優に200枚を超えるピックを試し検証し、自分なりに主にサウンドと弾き心地の観点から「これこそが最強のピックだ!」というピックを見つけるに至りました。

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