今回は以下の様な方に向けておおくりします。
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bの使用感が気になる人
いろんなピックを試してみたい人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー56」初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05B 使ってみた」という話です。
今回とりあげるのは初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bになります。
まず、結論から申し上げると、初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bは
「いわゆる速弾きを含むテクニカルなプレイからコードカッティングまで幅広くこなせる汎用性の高いピック」
です。
なお、自分はギター教室に通った方がいいのか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事参照。
では、ゆるりとおおくりします。
右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。
しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上。さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。
そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bのスペック
まずは、初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:トライアングル型
厚さ:1.0㎜
材質:ポリアセタール
初音ミクシグネイチャーピックと言う事で、どうしても個人的には色物扱いしたくなるところがありますが、ピック自体はESP製と言う事でとりあえず機能的には問題なさそうな気がします。
ま、こういう先入観って本当によくないんですけどねえ、、、。
どうしても、「なんかなー」って気分になります。
そして、素材としてポリアセタールが使用されているということは、、、、なんとなく今回もピッキングノイズが強そうな予感がしますなあ、、、。
まあ、断定はできませんがね。
とりあえず、実際に弾いてみないと何とも言えないので、実際に弾いてその弾き心地やサウンドを確かめるとしましょう。
なお、今回レビューするPD-Miku05Bの色違いとしてPD-Miku03BK (白地に黒)、 PD-Miku04PI(黒地に赤)があります。
自分の気に入った色を選ぶといいですな。
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bの音の特徴
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・高音域成分はよく出るが、中低音域の存在感の方が強い
・特に、中音域成分の出がよく音に厚みを感じる
・ピッキングノイズが発生しやすい(特に4~6弦にかけて順アングルで弾いた場合)
・ピッキングの際に生じるアタック音はかなり強め(ハイモジュラスに匹敵するレベル)
初音ミクシグネイチャーピックの出音は、高音域成分はよく出てクリアであるものの、それほどとげとげしい音ではなく中低音域成分の存在感が強いです。
中々、珍しい出音の傾向をしているピックだと思います。
そして、本ピックは結構ピッキングノイズが発生しやすい印象。
特に、4~6弦を順アングル気味で弾くと結構ピッキングノイズが発生します。
そして、ピッキングのアタック音は、私がメインで使用するピックボーイのハイモジュラスに比べると幾分弱めではありますが、一般的には本ピックはアタック音が強い部類です
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bでの弾き心地等についてはいかに?
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れはかなり良い
・高速度帯でのカッティングが非常にスムーズ
・ピッキングにおける急加速がスムーズ(ややひっかりがあるが)
・小さな力でも大きな音が出しやすい
・ピック自体は割と滑りやすいが、面積が大きいのでグリップは比較的安定する
初音ミクシグネイチャーピックは、弦離れがかなり良いいです。
しかも、高速度帯でのカッティングが驚くほどスムーズ。
下手するとハイモジュラス以上にスムーズなのではないかと思うレベルなので驚きです。
この弾きやすさは、単に材質のせいだけでなく表面の加工にも関係があるのかも、、、、しれません。
知らんけど。
ただ、ピッキングの急加速は基本的にスムーズですが、少々引っ掛かりがあるような感じがあって少しだけマイナス。
そして、本ピックは材質的には少々すべりやすいですが、ピックの面積が大きいのでグリップが比較的安定します。
とりあえず、本ピックの場合はあまりピックの大きさによって機動性が損なわれている感じがしないです。
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bはどんなプレイに向いている?
初音ミクシグネイチャーピックは、
「いわゆる速弾きを含むテクニカルなプレイからコードカッティングまで幅広くこなせる汎用性の高いピック」
だと思います。
本ピックの弦離れは、かなり良く、なにより高速度帯でのカッティングのスムーズさと言ったらわたしの経験上過去で一、二を争うレベルです。
正直、ここまでスムーズにカッティングできるピックはあまり ないと思います。
弾き心地に関して一つ難点をあげるとすれば、急加速の際に若干の引っ掛かりが感じられると言う事くらいでしょうか。
ただ、サウンド面に関しては、音がクリアであり基本硬質である事と、ピッキングノイズが生じやすいという特性があるため、やや人を選ぶかもしれません。
いずれにせよ、弾きやすさ、特に「カッティングのしやすさ」を追求する人にとってはかなり重宝するピックであることは間違いないでしょう。
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bの評判
では、最後に初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bの評判を見てみたいと思います。
https://twitter.com/betyamaru39/status/1591592573071953924?s=20
今回実際に使ってみるまでは、「初音ミクのピックかあ、、、色物やろ?」くらいの気持ちでしたが、つかってみたら「なんやこれ!!めっちゃ弾きやすいやんけ!!」とびっくりしました。
なので、上掲のツイートのように「200枚くらいピック買ったなかで初音ミクのピックが一番使いやすい」なんてことは全然ありうるレベルです。
これは初音ミクファンとかプロセカにハマっている人でなくても買いですぞ!
おわりに
この記事は「「ピックレビュー56」初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05B 使ってみた」と題しておおくりしました。
初音ミクシグネイチャーピックESP PD-Miku05Bは、弦離れがよく高速度カッティングは極めてスムーズなので、コードカッティングを主とする人からしたら絶対に買って損のないピックです。
正直、初音ミクのピックと言う事で実際に使ってみるまでは、色物を見るような目でしか見ていませんでしたが、使ってみてあまりの弾きやすさに驚愕しました。
まあ、、、見た目とかイメージで決めつけるのっていけないですよね。
改めて、バイアスの危険性について思いをはせた次第。
では!
参考記事等
「ピックレビュー59」ラウドネスの山下昌義シグネイチャーピック使ってみた
「ピックレビュー62」ピックボーイの木製(ローズウッド)ピック使ってみた
「ピックレビュー64」タカミネのセルイド製ピックP1G使ってみた
「ピックレビュー40」ルナシーのスギゾーモデルのピック使ってみた
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