今回は以下の様な方に向けておおくりします。
いろんなピックを試してみたい人
YMAHAのトライアングル型ピックGP-502の使用感が気になっている人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー57」YMAHAのトライアングル型ピックGP-502使ってみた」という話です。
今回レビューしていくのは、YMAHAのトライアングル型ピックGP-502になります。
本ピックは、ネットを見ていると真偽はともかく「アコースティックギターを弾くのに用いられるピック」なんて話があるようですので、エレクトリックギターに使うのはなんだか本来の用途と違う気がしますが、、、まあやっていきましょう!
まず、結論からですが、YMAHAのトライアングル型ピックGP-502は
「速弾きを含むテクニカルなプレイに使えないことはないが、できるだけコードカッティングをする際に使用した方がいいピック」
です。
まあ、全然エレキでも使えます。
本ピックは、コードカッティングを主体にしたプレイをするギタリストにはお勧めですな。
では、ゆるりとおおくりします。
右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。
しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上。さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。
そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?
YMAHAのトライアングル型ピックGP-502のスペック
まずは、YMAHAのGP-502のスペックについて見てみるとしましょう。
形状:トライアングル
厚さ:ミディアム、ハード
※今回はミディアム
材質:セルロイド
本ピックは、言わずと知れた音楽教室で有名なヤマハさんのピックです。
全体的に、特筆するほどの特徴はなさそうなスペックですが、本ピックは一般的なトライアングル型ピックにに比べると少しだけ大きめに作られております。
この大きさが演奏性やサウンドにどういった影響を与えるのかが気になるところです。
例えば、前回の初音ミクピックと今回レビューするGP-502を重ねてみるとその大きさの違いは一目瞭然。
ほんのわずかですが、GP-502の方が大きいのがお判りいただけるかと思います。
さて、では実際に弾いて確かめてみたいと思います。
YMAHAのトライアングル型ピックGP-502の音の特徴
YMAHAのGP-502で弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・高音域成分はかなり控えめ
・中低音域成分、特に中音域成分が前面に出てくる
・全体的にマイルド
・ピッキングノイズが結構生じやすい
・ピッキング時のアタック音は強め
GP-502の出音は、高音域成分が大分抑え目で中低音域、特に中音域成分がよく出力されかなりマイルドな印象です。
しかし、ピッキング時のアタック音は結構強めです。
本ピックは、厚さがミディアム(体感では0.8㎜位か?)であることもあってかよくしなるため、ピックと弦が接触する際にピックのしなりによる「ペチペチ」といった音がかなりします。
この音が気になって嫌だという人は一定数いそうです。
そして、ピッキングノイズもかなり出やすいので、ここでも好き嫌いが分かれそうですねえ。
YMAHAのトライアングル型ピックGP-502での弾き心地等についてはいかに?
YMAHAのGP-502での弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れはそこそこ良い
・高速度帯でのカッティングは比較的スムーズ
・ピッキング時の急加速はまずまずスムーズ
・ピック表面は滑りやすいが、ピックの面積が大きいため比較的グリップは安定する
・ピックが大きいので多少小回りが利きづらい
・ピッキング時の急加速は比較的容易
・よくしなる
GP-502は、弦離れがそれなりによく、多少引っかかる感触はあれども高速度体でのカッティングも比較的スムーズです。
そして、本ピックは、結構しなるため急加速は比較的容易ですが、いっきにトップスピードまでもっていこうとするとタイムラグが生まれます。
また、ピック表面自体は少々滑りやすいですがピック面積自体が大きいのでグリップは安定する気がしますね。
ただ、この大きさのせいでちょっと小回りが利かないのが難点ですが。
YMAHAのトライアングル型ピックGP-502はどんなプレイに向いている?
YMAHAのGP-502は、
「速弾きを含むテクニカルなプレイに使えないことはないが、できるだけコードカッティングをする際に使用した方がいいピック」
です。
本ピックは、弦離れはまずまず良好で多少機動性に欠けるものの、グリップが安定するのでテクニカルなプレイに使えないことはありません。
しかし、やはりその本領を発揮するのはコードカッティングの場面である感が否めませんね。
単音弾きとコードカッティングを両立する事を考えるなら、前回レビューした初音ミクシグネイチャーピックの方がいいでしょう。
ただし、初音ミクピックの方は音がクリアで硬質な印象ですから、本ピックのようなマイルドな出音が欲しい人にはむいていません。
んー、あれを取ればこちらが立たず、、、といった感じで、ピック選びって奥が深いですなあ。
YMAHAのトライアングル型ピックGP-502の評判
では、最後にYMAHAのGP-502の評判を見てみたいと思います。
ツイッターには残念ながら、本ピックの使用感についてコメントしている人はほとんどいませんでしたが、アマゾンやサウンドハウスといった各ショッピングサイトを見て回った限りでは、「ひきやすい」といったコメントが多かった印象です。
やはり、本ピックが一般的なトライアングル型ピックより少し大きめなが関係あるんですかなあ。
どうなんだろ?
おわりに
この記事は「「ピックレビュー57」YMAHAのトライアングル型ピックGP-502使ってみた」と題しておおくりしました。
YMAHAのGP-502は、弦離れが良好なので割と汎用性は高めのピックです。
もっとも、テクニカルなプレイをしようとすると、その大きさが多少のネックとなるのは仕方ない事ですが。
やはりその本領を発揮するのは、コードカッティングの場面であると思います。
また、サウンドがマイルドなのは本ピックを選ぶ積極的な理由となるでしょう。
では!
参考記事等
「ピックレビュー44」シェクターのルミナスピック実際に使ってみた
紅茶ランキング