「ピックレビュー66」フェンダーの346シェイプ(トライアングル)使ってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

いろんなピックを試してみたい人

フェンダーの346シェイプ 

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー66」フェンダーの346シェイプ(トライアングル)使ってみた」という話です。

今回取り上げるのはフェンダーの346シェイプになります。

以前のギブソンに続き王道中の王道のピックのレビューですな。

まず、初めに結論から申し上げると、フェンダーの346シェイプは

「どちらかと言えば、テクニカルプレイよりもカッティングを主体としたプレイ(例:弾き語り、バッキング)やその独自の音色を活かした表現力重視のプレイに適したピック」

ですね。

使ったことがない人は、一度は使ってみることをおすすめしますぞ。

本ピックは、中々くせになる独特なサウンドをしていますので。

なお、自分はギター教室に通った方がいいのか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事参照。

では、ゆるりとおおくりします。

ピッキング速度のすべてをそこに置いてきた!!!

右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。

しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。

そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?

フェンダーの346シェイプのスペック

まずは、フェンダーの346シェイプのスペックについて見てみるとしましょう。

形状:トライアングル型

厚み:スィン、ミディアム、ハード(今回はミディアム。おそらく、0.8㎜前後であると思われる)

材質:クラシックセルロイド

本ピックは、フェンダーのトライアングルピックの中ではもはや王道中の王道と言えるような定番のピックですので、あなたもひょっとしたら使ったことがあるかもしれません。

実際、わたしもギタード初心者の頃に本ピックを使っていたような記憶があります。

しかし、当時は今のように「ピックごとに音色に違いがある」なんてことは全く知らなかったので、「ピックで弾くとこういった音が出るのか―」程度のくそショーもない事しか感じていなかった気がします。

今回は気持ちを新たにそのサウンドや弾き心地についてもっとしっかりと検証してみたいと思う次第。 

フェンダーの346シェイプの音の特徴

フェンダーの346シェイプで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・高音域成分は控えめ


・全体的にややシャープな印象


・低音域成分はやや控えめで中音域成分が多い


・5,6を弾く際に顕著にピッキングノイズが出る


・アタック音はマイルド

本ピックの出音は、高音域成分や低音域成分が控えめで中音域成分がかなり前面に出てきます。

大体このような音質傾向にあるピックは、大体マイルドで柔らかみがある事が多いのですが、本ピックはどちらかと言えばシャープでヌケのいい音をしている模様。

以前レビューしたギブソンのセルロイド製トライアングル型ピックが、非常に柔らかい音だったのと比べると月とスッポンくらい違います。

いやあ、、、同じセルロイド製ピック、それもまさかフェンダーとギブソン等メジャーメーカーでここまで音質に違いが出るとは、、、、なんだかかなり驚きです。

ただ、アタック音に関しては結構マイルドなんですよねえ、、、。

なんか、あんまり遭遇しないタイプの音の組み合わせです。

フェンダーの346シェイプには、他のピックには代えがたい独自のサウンドがありますなあ。

長らく多くのギタリストに愛されてきたのがわかる気がします。

フェンダーの346シェイプでの弾き心地等についてはいかに?

フェンダーの346シェイプでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。

・弦離れはかなりよい


・高速度帯でのカッティングはスムーズ


・ピッキングの急加速がスムーズ


・ピック表面はやや滑りにくいのでグリップは比較的安定する


・そこそこにしなるがあまり操作性に問題はない

本ピックの弦離れはかなり良くピッキングの急加速は非常にスムーズです。

ただ、先端の丸みが強いせいもあるのか、平行アングルから順アングルに変更しての急加速の際には注意しないと空振りをしかねないので少し神経をつかいますし、高速度帯でのカッティングは弦離れの良さの割にはスムーズではありません。

とはいえ、ピック表面がやや滑りにくくグリップが安定している点は、カッティングのしやすさに大いに貢献しているといえます。

フェンダーの346シェイプはどんなプレイに向いている?

フェンダーの346シェイプは、

「どちらかと言えば、テクニカルプレイよりもカッティングを主体としたプレイ(例:弾き語り、バッキング)やその独自の音色を活かした表現力重視のプレイに適したピック」

だと思います。

フェンダーの346シェイプは、弦離れがかなりいいですが高速度帯でのカッティングや急加速におけるスムーズさに焦点を当てると操作性の点で特段優位性のあるピックであるとは個人的にあまり思えません。

同じトライアングル型でも、操作性に関しては以前レビューしたタカミネのピックはESPの初音ミクシグネイチャーピックの方が数段上な印象があります。

しかし、本ピックは実に独特なサウンドをしているので、操作性ではなくこのサウンドに目を向ければそのサウンドが積極的な採用理由となります。

じつに多くのプロギタリストのようにサウンドを基準にピックを選ぶのは大ありでしょう。

フェンダーの346シェイプの評判

では、最後にフェンダーの346シェイプの評判を見てみたいと思います。

https://twitter.com/mamama_mimuuu/status/1438492743991390210?s=20

本ピックのツイッターでの評判は中々の模様。

ついでに、サウンドハウスでの評判についてみてみると、本ピックについての意見には主に以下のようなものがありました。

・とても使いやすい

・見た目がよい

・入手性がよく値段も安く使い心地もよく、サウンドも素晴らしく完璧

・コスパがいい

全体的におおむね好評価が多いですな。

ただ、やはり実際に使ってみて「本ピックが削れやすい」というのは同感です。

まあ、「削れやすい」のは、本ピックに限らずセルロイドピックの基本的な共通点なのでしょうがないんですがね。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー66」フェンダーの346シェイプ(トライアングル)使ってみた」と題しておおくりしました。

フェンダーの346シェイプは、弦離れがかなり良好ですが操作性に関していえばまだまだ上のピックがあるので、これだけでは本ピックを積極的に選ぶ理由にはなりません。

しかし、本ピックの出音は,かなりぬけの良い独特なものであるため、このサウンドに着目するならば本ピックに代わるものは多分そうそうないはず。

と言う事で、そのサウンドが気になった人は使ってみて下さいませませ。

では!

参考記事等

「ピックレビュー64」タカミネのセルイド製ピックP1G使ってみた

アウトサイドピッキングとインサイドピッキングのコツ

「ピックレビュー69」ジェイソン=リチャードソントーテックスjazz3使ってみた

「ピックレビュー71」ダイム=バッグダレルシグネイチャーピック使ってみた

「ピックレビュー72」人間椅子の和嶋慎治モデルピック使ってみた

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