今回は以下の様な方に向けておおくりします。
アウトサイドピッキングとインサイドピッキングのコツについて知りたい人
ギター初心者の人
話しのネタが欲しい人等
今回の話題は「アウトサイドピッキングとインサイドピッキングのコツ」という話です。
アウトサイドピッキングとインサイドピッキングのコツについては、いろんなメディアが述べていますが、どれも個人的には
「んー、ちょっとそれだけだとありきたりな気がする、、、というか、少しそれだけではたりないような、、、」
と感じているので、今回わたしなりのコツや練習方法について述べてみたいと思う次第。
ちなみに、わたしが考えるアウトサイドとインサイドのピッキングで得意不得意が分かれる原因については、主に「手首と肘の回転の向き(回内、回外、尺屈、撓屈)の得意不得意に由来している」と思う次第。
アウトサイドピッキングとインサイドピッキングが不得意な人は参考にしてみて下さいませませ。
なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。
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まず、アウトサイドピッキングとインサイドピッキングとは何かを今一度確認
まずは、アウトサイドピッキングとインサイドピッキングについて順次確認してみましょう。
アウトサイドピッキングとは、オルタネイトピッキングを用いて弦移動する際に、下方の弦をアップで弾き、上方の弦をダウンで弾くこと、つまり「弦を外側から狙うピッキングの事」を言います。
具体的には、1弦をダウンで弾いた後で2弦をアップで弾く場合が該当しますね。
そして、インサイドピッキングとは、オルタネイトピッキングを用いて弦移動する際に、下方の弦をダウンで弾き、上方の弦をアップで弾く事、つまり「弦を内側から狙う事」を言います。
具体的には、2弦をダウンで弾いた後に一弦をアップで弾く場合が該当しますね。
アウトサイドピッキングとインサイドピッキングの得意不得意はどうして生じるのか?
世の中のギタリストには2種類しかいません。
それは、
「アウトサイドピッキングが得意でインサイドピッキングが苦手なギタリスト」
と
「アウトサイドピッキングが苦手でインサイドピッキングが得意なギタリスト」
です。
もちろん、アウトサイドピッキングとインサイドピッキングのどちらも高水準で使いこなせるギタリストというのもいますが、それでも当人的には「アウトサイドとインサイドのどちらの方が得意」という偏りがあります。
この現象に対する明確なエビデンスと回答はありませんが、一つの仮説として「人によって体の使い方に得意不得意がある」と言うものが想定されるでしょう。
より具体的に言うなら、主に「手首と肘の回転の向き(回内、回外、尺屈、撓屈)の得意不得意」だと思う次第。
- 人によっては、弦と弦との距離感を問題にするが、個人的にこれはよくあるフレーズ練習で十分身につく程度のものと認識している。手首の回転等がスムーズになることで弦を効率的に避け目標弦にピックをあてることが容易になると考えられるが、こちらの方がより重要である。
これを裏付ける理論としては、最近ゴルフなどで注目されている身体操作に関する理論である4スタンス理論があります。
そのため、ちまたに転がっている「アウトサイドピッキングとインサイドピッキングの練習フレーズ」等をやみくもに練習しても苦手を克服するには非効率な印象があるんですよね。
例えば、アウトサイドが苦手なら、ただ漫然とフレーズを弾くだけでなく、アウトサイドで弾く際に必要な手首の回転をスムーズにするのに特化した練習もする必要があると思うわけです。
まだまだ、わたしもわからないことだらけですが、ギター演奏について精通していくためには、アウトサイドとインサイドピッキングに限らず演奏におけるすべての動作をより解剖学や運動生理学的な視点から見て細分化していく視点が欠かせないと思う次第。
そのような視点は、当該動作が得手でない人は当然として、自然とその動作を行える人間にとっても当該技術をさらに深いレベルで会得するのに大いに役に立つと思います。
まあ、それに単純になんかこういった事を探求するのは面白いですしね。
アウトサイドピッキングとインサイドピッキングの練習方法
アウトサイドピッキングとインサイドピッキングの練習方法としては、一般に以下のようなものが提示されることが多い印象です。
これは以前の「ギター初心者が速弾き(単音弾き)をやりたい場合に気をつけるべき事と練習方法」と題した記事で提示したインサイドとアウトサイドの練習フレーズですが、提示し解いてなんですが正直これだけではインサイドとアウトサイドの苦手を克服できる気はしません。
個人的に上掲の練習方法よりも、ペンタトニックを用いたラン奏法の一例として提示される以下のようなフレーズの方がインサイドとアウトサイドの練習としては最適な気がします。
※あたりまえだが、ハンマリングオンやプリングオフを使わずフルピッキングで弾くこと。それと指定BPMは200となっているが、これは気にする必要ないので、自分に合った速度で正確にやればいいと思う。まずは、このフレーズを弾いてみて下さいませ。
さて、あなたはアウトサイドとインサイドのどちらが弾きにくかったでしょうか?
もし、アウトサイドピッキングが苦手だったのなら、回内と撓屈(とうくつ)の動きがあまり得手ではないので回内を重点的に鍛えるべきであり、インサイドピッキングが苦手ならその逆の動きである回外と尺屈(しゃっくつ)を重点的に鍛えるべきです。
上掲のペンタトニックを使ったフレーズを練習するとともに、回内回外と撓屈尺屈の訓練を地道に続けてみるとたんにフレーズを弾くよりも上達スピードは上がるんじゃないかと思う次第。
回内回外と撓屈尺屈を鍛える方法については、「オルタネイト」についての記事を参照のほど。
ちなみに、わたしに関していうと、インサイドよりもアウトサイドの方が若干苦手なので、回内と撓屈の動作を重点的に鍛えていましたが、なんとなく以前よりもスムーズに弾けるようになった気がしています。
なので、少しトライしてみてもいいのではないかと思う次第。
おわりに
この記事は「アウトサイドピッキングとインサイドピッキングのコツ」と題しておおくりしました。
今回はアウトサイドピッキングとインサイドピッキングのコツについて少しだけ突っ込んで述べてみた次第。
人によってアウトサイドとインサイドのどちらが得意でどちらが苦手かに関しては、実にさまざまです。
各自苦手を克服して快適なギターライフを送ってくださいませませ。
では!
参考記事等
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