「ピックレビュー68」ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10 使ってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10 の使用感について気になる人

いろいろなピックを試してみたい人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー68」ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10 使ってみた」という話です。

今回取り上げるのは、ESPの大村孝佳シグネイチャーピックになります。 

「速弾きを含むテクニカルなプレイであっても表現力を要求される情緒的なプレイであっても、全方位的に対応できる万能型のピック」

です。

もう、本ピックは弾きやすさに関しては、その他大勢のピックから頭一つも二つも出た非常に優秀なピックですよね。

長州力さんではありませんが、

「速弾きギタリストは、四の五の言わず大村孝佳シグネイチャーピックを買って弾いてみろ、飛ぶぞ?」

、、、といった感じです。

ぜひ、使ってみて下さい!

なお、自分はギター教室に通った方がいいのか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事参照。

では、ゆるりとおおくりします。

ピッキング速度のすべてをそこに置いてきた!!!

右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。

しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。

そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?

ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10のスペック

まずは、ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10のスペックについて見てみるとしましょう。

形状:ジャズ型

厚み:1.0㎜

材質:ポリアセタール

ふむ、ポリアセタールと言う事は、なんとなく高音が強めでクリアな音がしそうな予感がしますな。

そして、材質の特性上削れにくい気もします。

なるほど、大村さんはサークルピッキングを基調としつつもかなりピッキングが強いイメージなので、彼のピッキングスタイルと本ピックの材質はかなり相性がいいかもしれません。

後多少余談ではありますが、本ピックのデザイン、中々にかっこいいですよなあ。

私はかなり好きです!

ちなみに、裏面にはESPのロゴが入っております。

大村孝佳シグネイチャーピック 裏面

ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10の音の特徴

ESPの大村孝佳シグネイチャーピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・高音~低音まで全音域にわたってバランスよく出力されるが、中音域成分が一番多く出力される

・全体的に非常にクリアだが、同時に少し柔らかさもある

・アタック音は控えめ

・5、6弦でピッキングノイズが多少出やすい

本ピックの出音は、全体的に非常にクリアでありながらもそこにマイルドさもあるという実に独特なものです。

全体的な音域の出力バランスは、ピックボーイハイモジュラスにかなり近いですが、本ピックの方が中音域が多めである点が大きな違いです。

そして、アタック音は控えめで、ピッキングノイズは5、6弦において多少出やすい模様。

んー、本ピックは、かなり独特なサウンドをしているような気がしますねえ。

以前の記事で大村孝佳さんがそのサウンドを評価したDAVAのjazz grip gels のレビューを投稿しましたが、本ピックの出音のサウンド傾向はあのDAVAのjazz grip gels に割と似ていると思います。

大村さんが自身のシグネイチャーピックしかまず使わないろいうのには、本ピックのサウンドがかなり大村さん好みであると言う事が関係あるのかもしれませんなあ。

ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10での弾き心地等についてはいかに?

ESPの大村孝佳シグネイチャーピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。

・弦離れがかなり良い

・ピック表面が滑りにくいのでグリップが安定する

・高速度帯のカッティングが非常にスムーズ

・ピッキングの急加速が容易

あー、本ピックはやばいですねえ、、、。

私のメインピックはもう長い事ピックボーイのハイモジュラスで固定されていますが、本ピックにメインピックを変えようかと悩むレベルで機能性に優れています。

うわあ、、、マジでノーマークだった、、、。

ハイモジュラスと比べると、本ピックは弦離れの良さにおいてやや劣りますが、それでも十分すぎるほど弦離れに優れていますね。

正直、人によっては「誤差じゃん」で済むレベルだと思います。

ピッキングの急加速も高速度帯でのカッティング(BPM 150以上の32分、BPM180以上での半白三連等)も実にスムーズです。

弦をすべるようにピッキングできるので、本当にストレスフリーですね。

素晴らしい機能性です!

そして、ハイモジュラスの唯一の弱点ともいえるものが「ピックのすべりやすさからくるグリップの不安定さ」でしたが、本ピックの場合はピック表面が割と滑りにくくグリップが安定しています。

手汗が多い人でも本ピックなら比較的安心して使えるでしょう。

また、本ピックのようなジャズ型は、ピック面積が小さい事で一般的なティアドロップなどと比べると手先の器用さが必要とされるため万人向けとはいいがたいのですが、グリップが安定するおかげでこのピック面積の小ささがあまり問題にならないと思われます。

ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10はどんなプレイに向いている?

ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10は、

「速弾きを含むテクニカルなプレイであっても表現力を要求される情緒的なプレイであっても、全方位的に対応できる万能型のピック」

と言えるでしょう。

正直、機能性の面で本ピックに対してこれ以上の注文みたいなものはありません。

このピックは、ものすごく弾きやすくて素晴らしいです。

そして、弦離れの良さやピッキングの急加速、高速度帯でのカッティングの容易さはどれも一級品であり、他のピックの追随を許しません。

そして、その出音に関しては、高音がよく出る非常にクリアで輪郭のはっきりした音であると同時に、幾分マイルドでもあり高音の主張が激しい「キンキンした耳障りな音」ではないので、ハイモジュラスより好き嫌いが分かれにくいといえるでしょう。

あまり高音が主張しすぎるピックは、ジャズやフュージョンといった分野では使いにくいとされる傾向にあるようですが、本ピックなら割と普通に使えそう泣きがします。

ただ、ピッキングノイズに関してはやや気になる人もいるかもしれません。

が、これは5、6弦に関しては意識して平行気味にピッキングすれば十分解決すると思います。

正直、本ピックは「中音域が前に出たサウンド」と「グリップが安定しやすい」という2つの特徴以外は、わたしがメインとしているピックボーイのハイモジュラスとほぼ同じと言って差し支えありません。

んー、こんなとんでもないピックがあったとはなあ。

ちょっと、今回はうれしい発見をしましたねえ。

ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10の評判

では、最後にESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10の評判を見てみたいと思います。

https://twitter.com/STK_S1zombie/status/1514947873380601857?s=20

https://twitter.com/vill_nananatsu/status/1623670940411510790?s=20

https://twitter.com/ryu_gengoroshi/status/1464972660106956826?s=20

ふむ、やはり本ピックには、ヘビーユーザーがおりましたか。

個人的にここまで高水準の弾きやすさが備わっているとなると、「もう他のピックは使う気にならない!」という気持ちになるのも納得です。

正直、わたしもハイモジュラスに出会うより先に本ピックと出会っていたら、本ピックをメインにしていたでしょう。

なんとなく、確信があります。

てことで、少しマイルドな音が欲しい時は、本ピックを使う事にします。

ついでに、サウンドハウスやアマゾンのレビュー欄を見てみるとおよそ以下のようなものがある模様。

・速弾きにめちゃくちゃ向いている

・パワーコードを弾いているとピックがすぐに削れる

・ストロークから早弾きまで全てに対応しており文句のつけようがない

んー、やはり高評価ですなあ。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー68」ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10使ってみた」と題しておおくりしました。

ESPの大村孝佳シグネイチャーピック PA-TO10は、弦離れが素晴らしく高速度帯でのカッティングやピッキングの急加速が非常に容易であり、機能面では個人的にパーフェクトともいえる完成度の逸品です。

「どうも、弾きやすいピックに巡り合わないんだよなあ、、、」といったモヤモヤを持っている人は、ぜひ一度本ピックを使ってみて下さい。

多分、その使いやすさにびっくりするはずです!!

本ピックを使って快適なギターライフをお送りくださいませませ。

では!

参考記事等


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これまで、わたしは優に200枚を超えるピックを試し検証し、自分なりに主にサウンドと弾き心地の観点から「これこそが最強のピックだ!」というピックを見つけるに至りました。

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