マシンガンピッキングとはどんなピッキングの事を言うのか気になりますよね?結論から言うと、マシンガンピッキングとは軽くブリッジミュートをかけた状態でのフルピッキングの事です。
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マシンガンピッキングとはどんなピッキングなのか?
マシンガンピッキングとは、「軽くブリッジミュートをかけた状態でのフルピッキング」の事です。
- 人によって多少定義に揺れがあり、高音弦側は必ずしもブリッジミュートをかけなくてもよいとする人もいる。
マシンガンピッキングをする際は、アンプやエフェクターのゲインを高めに設定するのが通例であり、そのサウンドはかなりザラザラして荒々しいものになります。
特に、4~6弦でのマシンガンピッキングは、「マシンガン」の名の通り、かなりの豪快ぶりです。
マシンガンピッキングという名称がどこ発祥なのかはまるで判然としませんが、この名称を日本に普及させた人は、私が調べた限りではあの速弾き系ギター教本の金字塔『地獄のメカニカルトレーニングフレーズ』の著者である小林信一さんのような感じですね(間違っていたらすまん)。
そして、小林信一さんがこのマシンガンピッキングの起源としてあげているギタリストが、ゲイリー=ムーアさんとジョン=サイクスさんです。
- 同氏によると順序的には、ゲイリームーア氏からジョンサイクス氏が影響を受けているとの事なので、ゲイリー=ムーア氏がマシンガンピッキングの始祖と言う事になる。
もし、マシンガンピッキングの実例を知りたい人は、小林信一さん著の『地獄のメカニカルトレーニングフレーズ』
実は、マシンガンピッキングの定義なんて問題ではない!!
この記事をお読みになっている「あなた」は、おそらく「マシンガンピッキングって何なんだろう?」という疑問からこの記事にたどり着いたと思います。
そんなあなたには失礼かもしれないのですが、そもそもマシンガンピッキングの定義なんて大して気にする必要はありません。
それはなんでかと言えば、「そもそも楽曲において何かを表現するために奏法が存在するのであって、奏法のために楽曲が存在するわけではない」からです。
つまり、マシンガンピッキングという技術が先に存在して「どうにかして、この技術を使った曲がつくれないかなあー」といった思考で通常楽曲が作られることはまずないんですね(練習曲は除く)。
なので、「マシンガンピッキングの定義とは何か?」を厳密に追い求めることに、実務上のメリットは大してありません。
私達が技術を習得する際に気をつけるべきことは、「そもそもその技術は何のために使うものなのか?」という視点です。
わたしは、マシンガンピッキングを採用する主たる目的には、「ピッキングサウンドを強調して激しい感情を表現する事がある」と思っています。
そのため、「これはマシンガンピッキングなのか?」みたいな意識を持つよりも、「このサウンドで自分がしたい感情表現はできているのか??」といった意識を持つ方がいいと思う次第。
マシンガンピッキングのやり方とコツ
上述の通り、マシンガンピッキングは、主に「ピッキングサウンドを強調して激しい感情を表現する事」を目的としたテクニックであると言えます。
そのため、マシンガンピッキングにおいては何よりも「どうやったら荒々しくそれでいてある程度輪郭がはっきりした音(音がつぶれすぎていると何を弾いているかわからないため)が出せるのか」を重要視すべきです。
このマシンガンピッキングにおける主目的を押さえたうえでマシンガンピッキングのやり方やコツについて述べていきたいと思う次第。
マシンガンピッキングのやり方とそのコツには、以前のオルタネイトピッキングについての記事で言及した事項を押さえたのを前提として、以下のようなものがあります。
・軽くブリッジミュートをかける(人によってはブリッジミュートは低音弦側だけで十分としている。少なくとも、マシンガンピッキングの日本におけるパイオニアである小林信一氏はそのように主張しているように思われる)
・荒々しさは重要だが、同時にフレーズを「正確に弾く」のが基本
・ピックのふり幅を弦と弦の距離目いっぱいにする(※その際、ミュートがしっかりできていれば隣接する弦に触れても全然かまわない)
・荒々しさを出すために、ピッキングノイズやアタック音はプラスとなるので、あえて、アタック音やピッキングノイズが強く出るピックを選んで使用する
(例:ウルテムエッジ等)
文字にすると、なんて事はないですが実際にやってみようとすると中々大変です。特に、「できるだけピックの振り幅を大きくする」のは、簡単そうで結構しんどいもの。
そこで私が提案したい練習は、「簡単な単音カッティングから徐々にピッキングの幅を狭めていって最終的に対象弦の両隣の弦にギリギリ接触する程度のふり幅にもっていく」というものです。
例えば、5弦の6フレットだけを実音で鳴らして他の5弦は全弦ミュートして単音カッティングをしてみます。
それが出来たらミュートの幅やピッキングする弦を減らしていき、最終的には6弦と4弦にギリギリ接触する範囲にまでふり幅を持っていくんです。こうすれば、大きなふり幅のピッキングの要領がつかみやすいかと思います。
ただ、もしこれで要領がつかめない場合は、これとは逆に5弦を中心に徐々にふり幅を最終的に6、4弦に接触する位にまで拡大する練習をしてもいいでしょう。
こうした「点から面、面から点」といった視点の双方向的移動を伴う練習によって、手や腕のコントロールが徐々に最適化されてくると思われます。
おわりに
この記事は「マシンガンピッキングって結局どんなピッキングなのさ?」と題しておおくりしました。
名前だけからは、どんなピッキングなのか想像がつきにくいマシンガンピッキングというピッキングについて述べてみた次第。マシンガンピッキングは、シンプルでありながらも中々難しい技術の一つであると思います。
正直、マシンガンピッキングはあまり一般受けする技術だとは思いませんが、メタル系のギタリストにとって必修課題レベルのテクニックだと思うのでメタルギタリストならぜひとも身に着けておきたいところ。正直、わたしも全然できる方ではないので、もっと精進したいと思います。
では!
参考記事等
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