ピックの材質によって音や弾き心地はどう変わるのか?

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

ピックの材質によって音質や弾き心地がどう変わるのか気になっている人

話しのネタが欲しい人等

今回もよろしゅう!!

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回の話題は「ピックの材質や厚さによって音はどう変わるのか?」という話です。

ピックの材質には、セルロイド、べっこう、ウルテム、、、等々実にいろいろなものがあります。

あまりにもいろんな種類があって、迷ってしまいますよね。

もっとも、だからこそ面白いともいえるわけですが。

と言う事で、今回はピックに使用されている材質と音と弾き心地の関係を少しほり下げてみたいと思う次第。

ピック選びの指標が欲しい人は参考にしてみてくださいな。

なお、ピックの形状と厚さによって弾きやすさがどれくらい変わるかについて気になる人はこちら。

ちなみに、ギターのピッキング速度を将来的にBPM300の16分以上の速さにしたい人は、よかったらわたしのnoteを参考にしてみてくださいな。

では、ゆるりとおおくりします。

ピックの材質にはどんなものがあるのか?

まず、世の中に出回っているピックの材質の種類を概観してみたいと思います。

世の中にはピックに採用されている材質として以下のようなものがあるそうです。

・ナイロン

・セルロイド

・ウルテム

・infinix

・ジルコニア(二酸化ジルコニウム)

・ポリアセタール

・ステンレス

・デルリン(トーテックス)

・アクリル

・ポリカーボネイト

・ゲイター

・PPS(ポリフェニレンスルフィド)

・PVC(ポリ塩化ビニール)

・べっ甲

・ゴム

・タスク(人造象牙)

・ニッケル

・ブラス

・木材(ヒノキ、ローズウッド等)

ざっと、19種類ですね、、、、。

いやあ、かなりピックにはいろんな素材が採用されているんですねえ。

特に、これらの材質の中でひときわ珍しいのは歯科治療にも使われる人工ダイヤモンドのジルコニアでしょう。

もう、本当に何でもありですねWW

ピックに使用されている材質ごとの音の特徴

さて、では、いよいよ先ほど紹介した19種類の素材ごとの「音の特徴と弾き心地」について簡単に補足していきたいと思う次第。

・ナイロン

ナイロンは多くのピックに採用されている素材です。

ナイロン製ピックの音の特徴としては、以下のようなものがあるとされている模様。

・マイルドでつやがある

・ひずませても音につやがある

・クリーントーン向き

ナイロン製ピックは、柔らかくも丈夫で、主にアコースティックギターを弾く時や、ファンクなどのカッティング主体の演奏をする時に使用されるといいます。

数あるナイロン製ピックの中でも、ピックボーイのピックは特に定評があるとか。

・セルロイド

ギターピックの素材として最もポピュラーなものがセルロイドです。

セルロイド製ピックの音の特徴としては、「いい意味で癖がない事」が挙げられるといいます。

音に癖がないと言う事は、「どんなジャンルにでも対応できる汎用性がある」と言う事です。

事実、セルロイド製ピックの愛用者は多いといいます。

セルロイド製ピックは、柔軟なため初心者でも扱いやすいのですが、削れやすいそうです。

これは私の体感でも納得です。

セルロイド製ピックとしては、例えばフェンダーやギブソンのものがよく知られています。

・ウルテム

ウルテムは、べっ甲に似た質感をもつ素材です。

ウルテム製ピックの音の特徴としては、「アタック音が強調される事」が挙げられるといいます。

そして、ウルテム製ピックは耐久性があり弦離れがよいので速弾きには非常に向いているといえるでしょう。

ウルテム製のピックの具体例としては、クレイトンのものが挙げられます。

クレイトンのウルテム製ピック0.8㎜はかなりしなる模様。

そのため、初心者の頃のピッキングの感覚をつかむ練習にはうってつけです。

・infinix

infinixは、国産ギターピックブランドのMASTER 8 JAPANの独自素材です。

ちなみに、最近ではinfinixにウルテムを配合したinfnix-Uが開発されたといいます。

infinix製ピックの音の特徴としては、「アタック音が強調される事」が挙げられるといいます。

そして、infinix製ピックは、柔軟性や耐久性に優れ削れにくく弦への適度な吸い付きがあるそうです。

また、infinix製ピックは非常に滑りにくいのでハードな演奏をする人にとってはありがたい存在といえます。

MASTER 8 JAPANのピックは、速弾きギタリストに人気がありますので、速弾きに興味がある人は試してみるのもいいと思います。

MASTER 8 JAPANのピックの詳しい使用感についてはリンク先の記事参照。

・金属(ブラス、ステンレス、ニッケル等)

そこまでメジャーではありませんが、ピックの素材として金属が用いられることがあります。

まあ、クイーンのギタリストであるブライアン=メイさんがコインをピック代わりに使っていたという例もあるので、ありっちゃありなんでしょう。

金属製ピックは、一般的に「アタック音が硬い」と言われている模様。

これはわたしもステンレス製のピックボーイのピックを使って感じたことですな。

ピックボーイのステンレス製ピックの使用感の詳細についてはリンク先の記事参照。

そして、金属製ピックは重いのであまりテクニカルなプレイには向かないとされているようです。

ただ、ピックスクラッチをした場合の音は非常に強烈なので、メタルでは重宝しそうな気もしますね。

ちなみに、ピックの素材として採用される金属は、ブラス(しんちゅう)やアルミ、ステンレス、チタンなどと実に多岐にわたりそれぞれに微妙に音質が違うそうなのです。

いろんな金属のピックを試してみると面白そうですね。

・ジルコニア

ジルコニア(二酸化ジルコニウム)は人工ダイアモンドともいわれる素材。

ジルコニアは、最近では歯科治療にも採用されています。

現状、ジルコニア製のピックには、福岡の精密加工メーカーである株式会社ピーエムティーが開発したHADES シリーズしかありません。

HADESシリーズは、ジャズとティアドロップ、トリカラーエッジの3種があります。

ちなみに、このHADESシリーズは一枚1万円を超えてくるという非常に高価なピックです。

HADESシリーズの詳細は以下のサイト参照。

HADES のピックの使用感等の詳細については、ギタリストの西尾さんの動画が参考になります。

参考

・ポリアセタール

ポリアセタールは、機械の歯車などに使用されている耐熱性に優れ摩擦の少ない素材です。

ポリアセタール製ピックの音の特徴としては、「スクラッチノイズが出にくく音質が軽やかな事」が挙げられるといいます。

スクラッチノイズが少ないのは、きっと摩擦の少なさのせいでしょうね。

そして、ポリアセタール製ピックは弦滑りがよくカッティングがやりやすい反面、握っていると滑りやすいのでグリップ加工が施されている事が多いそうです。

・デルリン(トーテックス)

デルリンとは、ポリアセタールの一種です。

そして、このデルリンを元としてジムダンロップ社は特殊加工してトーテックスという素材を生み出している模様。

トーテックスには、べっ甲に似た質感があるといいます。

トーテックスのピックは、ストロークがスムーズでありつつもべっ甲のようなさわり心地で滑りにくいのが特徴です。

音質は、ポリアセタールと同じと考えていいかと思います。

・アクリル

アクリルは、非常に透明度の高い樹脂であり工芸品や日用品に幅広く使われている素材です。

アクリル製ピックの音の特徴としては、「硬質である事」が挙げられるといいます。

特に、アタック音は特徴的な音をしているそう。

・ポリカーボネイト

ポリカーボネイトは、勇気ガラスの一種でありその透明度はアクリルに準ずるといいます。

ポリカーボネイト製ピックの音の特徴としては、「全体的に癖が少ないがやや高音成分が強調される事」が挙げられるそうです。

・ゲイター

ゲイターとは、ジムダンロップ社のオリジナル素材です。

ゲイター製ピックは、表面がざらついているので滑りにくく、よくしなるといいます。

そのため、おそらく速弾きには適さないでしょう。

・PPS(ポリフェニレンスルフィド)

PPS(ポリフェニレンスルフィド)は、軽くしなやかな素材です。

PPS製ピックの音の特徴としては、「全体的にバランスがよくアタック音が強めで硬い事」が挙げられるといいます

・PVC(ポリ塩化ビニール)

PVC(ポリ塩化ビニール)は、ギターのピックガードなどに採用されることが多い素材であり、一般にピックに採用されることは多くないそうです。

PVC製ピックで有名なものには、ポールギルバート氏の赤ピックがありますね。

・べっ甲

べっ甲は、ウミガメの甲羅を元にした天然素材であり、爪に近い質感があることで手になじみ安いといいます。

実際、べっ甲製ピックは、弾性と硬さの両方をバランスよく備えていて音の伸びがいいので、根強い人気があるそう。

ただ、べっ甲製ピックの価格は、べっ甲がワシントン条約で国際取引も実質禁止されていることから年々上昇しているそうでかなり高価です。

ただ、どんな音質や弾き心地なのかは試してみたいですよねえ。

・ゴム

ゴム製ピックの音の特徴としては、「音の丸さ」が挙げられるといいます。

ゴム製ピックは、滑りにくくよくしなるそうです。

ゴム製ピックには、中々お目にかかる機会はなさそうですが、試したら面白そうですねえ。

・タスク(人造象牙)

タスクは、ギターのブリッジサドルやナットに使われることが多い素材であり、本べっ甲に匹敵するほどの強さを備えているといいます。

タスク製ピックの音の特徴としては、「クリアで伸びがよい事」が挙げられるとか。

中々面白そうな素材です。

・木材(ヒノキ、ローズウッド等)

木材製ピックの音の特徴としては、「柔らかいアタック音とよく響く低音」が挙げられるといいます。

まさか、木材を使用しているピックがあるとは、、、て感じですよね。

ちなみに、今回は紹介しませんでしたが、上記以外にも石やレザー、フェルトなどでできたピックもあるんだとか。

もう、何でもありでキリがないですなw

おわりに

この記事は「ピックの材質によって音や弾き心地はどう変わるのか?」と題しておおくりしました。

今回はピックの素材により一般に音質や弾き心地がどのように変わるかについて概観してみましたが、結構いろんな素材がありましたね。

あくまでも今回の内容は一般的にはどう認識されているかという話であって、実際のところは自分で確かめてみないとわからないものです。

なので、自分なりに実際に試してみるのが断然おすすめですね。

まあ、ピックによってどう音質が変わるかを探求するのはそれなりに面白くもあるので、いろいろと試してみたいものです。

では!

参考記事等

参考

https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=947

https://www.digimart.net/magazine/article/2020041704004.html#:~:text=MASTER%208%20JAPAN%E3%81%8C%E8%AA%87%E3%82%8B,%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%81%8C%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E3%81%AB%E8%89%AF%E3%81%84%E3%80%82


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