「ピックレビュー5」JOHN  PETRUCCI  FLOW使ってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

ジムダンロップのJOHN PETRUCCI  FLOWの弾き心地等が気になっている人

いろんなピックを試してみたい人

速弾きに適したピックを探している人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー5」JOHN  PETRUCCI FLOW使ってみた」という話です。

今回レビューしていくピックは「JOHN  PETRUCCI  FLOW PICK」になります。

この「JOHN  PETRUCCI  FLOW PICK」は、その名の通りあのドリームシアターのギタリストジョン=ペトルーシモデルのピックです。

ジョン=ペトルーシと言えば、速弾きの名手として有名ですから、彼のモデルのピックなら大分速弾きがしやすい事が予想されますね。

で、結論から言うと

「JOHN  PETRUCCI  FLOW PICKは、速弾きに興味あるギタリストなら試してみる価値あり」です。

なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。

右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。

それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題

「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。

というのも、ピッキング速度の向上により自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。

また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。

自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。

しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?

実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。

そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。

ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。

では、ゆるりとおおくりします。

JOHN PETRUCCI  FLOW PICKのスペック等

まずは、「JOHN PETRUCCI  FLOW PICK」のスペックについて見てみるとしましょう。

「JOHN PETRUCCI  FLOW PICK」のスペックについては以下の通り。

・材質:ウルテックス(正式名称はウルテム)

・厚さ:2.0mm

・形状:ジャズ型?

このピックのデザイン面の特徴として前面にはペトルーシ氏のサイン、後ろにはドリームシアターのマークのホログラムがあしらわれていると言う事があげられます。

デザイン面については個人的に文句なしにかっこいいですね。

ドリームシアター好きにとってはかなりうれしいピックといえそうです。

またウルテム材(ポリエーテルイミド(PEI)樹脂)は、人の爪やべっ甲に近い質感を持った素材であり、音の立ち上がりの早さや弾き心地のナチュラルさの点で定評があります。

ただ、本ピックは厚さが2.0mmもあるので、「ちょっとこれ、、、弾きやすいのかい?」と疑問がわいてくるのが正直なところですよ。

いくらウルテム材とは、言えここまで厚くてまともに弾けるのかって話です。

ただ、そこは正確無比で卓越したピッキングスキルに定評のあるペトルーシ氏のモデルのピックなので、速弾きしづらないなんてことはないはず。

もしこのピックが本当は弾きづらいなんて話しであれば、ペトルーシ自身も使わないしそもそも販売にあたってゴーサインをださないでしょう。

と言う事で、本ピックが速弾きに適したものであるのは間違いないと思います。

どんな感じの音で弾き心地なのか気になりますねえ。

ちなみに、価格は一個当たり300円程と一般的なピックの三倍くらいするので、結構高いです。

ただ、本ピックはかなりの厚みがあるのでよほどピッキングが強い人でなければ、それなりに長く使えそうですね。

JOHN PETRUCCI  FLOW PICKの音の特徴

「JOHN PETRUCCI  FLOW PICK」で弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・中低音を含めた全体の音のバランスがいい

・中低音よりも高音がやや前に出ているため、丸く厚みがありつつも芯があるサウンドになっている

・アタック音がそこまで強調されない

本ピックは2.0㎜とかなりの厚さで先端もそこまで営利ではないため、弾く前は「音の輪郭がぼやけそうだなあ」という印象でしたが、実際に弾いてみたら問題はない印象です。

むしろ、「ほどよい厚みとぬけの良さ」を両立したサウンドという感じでなので、メタル系のリフを弾く人からしたら最高の逸品かもしれません。

JOHN PETRUCCI  FLOW PICKでの弾き心地はいかに?

「JOHN PETRUCCI  FLOW PICK」での弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。

・弦離れが非常によくスムーズにピッキングできる

・カッティンングは厚いわりにやりやすい

・軽い力で厚い音が出て便利

・厚いわりにトレモロピッキングでトップスピード付近にもっていくまでの時間が短い

・全くしならないのでピッキング技術に自信がない人はやめた方がいいかも

本ピックに、ウルテム材が使用されているからなのか非常に弦離れがよくて弾きやすいです。

平行アングルでもそこまで弦からの抵抗を感じません。

そして、ピック自体に重量感があるせいもあって軽い力で大きな音が出せる印象です。

特に、上述したように、軽い力でダウンピッキングしても結構大きな音が出るのはかなりのメリットでしょう。

ヘビーなリフを弾く人には最適なピックと言えそうです。

そして、先端はそこまで鋭利ではありませんが、いい具合に弦に引っかかるのでトレモロをトップスピード付近にもっていくまでの所要時間が短くて済む印象ですね。

ただし、本ピックは全くしならないのでピッキング技術に底まで習熟していない初心者には、扱いが難しいんじゃないかっていう感想は持っています。

多分、人によって意見が分かれる気がするのですが、わたしは「ド初心者の頃はあえてややしなる薄めのピックを使う」方がいいと思うんですよね。

全くしならないピックで速度を上げるって結構大変だと思うんです。

と言う事で、本ピックはある程度以上ピッキング技術のある人向けのピックと言う事になると思います。

JOHN PETRUCCI  FLOW PICKはどんなプレイに向いているのか?

もう、本ピックが、ペトルーシ氏のモデルであると言う事から察しが付くように「速弾きにめっちゃ向いている」のは間違いないです。

実際に、わたしも弾いてみてそう感じています。

そして、カッティングやスウィープに関して特に弾きにくいと言う印象はないです。

多分、本ピックは、テクニカルなプレイに向いているでしょう。

ただ、本ピックは比較的軽い力で大きな音が出るのでここが少し人によってはネックになるかもしれません。

普段からピッキングが強い人にとっては、ちょっと音量コントロールが難しいとか弦を切りやすくなるとかそんな問題が起こるかもしれませんね。

JOHN PETRUCCI  FLOW PICKの使用感についての評判

では、最後に「JOHN PETRUCCI  FLOW PICK」にの評判を見てみたいと思います。

https://twitter.com/poppo_hato_pop/status/1195317775989821442?s=20&t=OY6HgXo1qfc6DOWzLEo52g

ふむ、確かにこのピックで弾くと、基本的にアタック音は弱めに出力されます。

もしアタック音を強調したければ、かなり平行気味で先端で弾かないといけない印象ですよねえ。

ただ、弾きやすいというのは間違いないようです。

あと、やっぱりデザインがカッコいいよね。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー5」JOHN       PETRUCCI  FLOW使ってみた」と題しておおくりしました。

「JOHN  PETRUCCI  FLOW PICK」は、かなりの厚さがあるものの弾きやすく音の抜けもいいですのでテクニカルなフレーズを弾く機会の多い人にはお勧めです。

さらに言えば、デザインもカッコいいので「カッコいいピック」や「映えるピック」を探している人にもおすすめですよね。

ただし、本ピックは全くしならないので「あんまりピッキング技術に自信がない人」はやめた方がいいでしょう。

特に、初心者は全くしならないような厚いピックを使わない方がいい気がします。

では!

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参考


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