「ピックレビュー2」アイバニーズのまん丸いピックPA1Mつかってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

変わったピックや面白いピックを探している人

アイバニーズの新円形のピックでギターを弾いたらどんな音や弾き心地になるのか気になる人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー3」アイバニーズのまん丸いピックつかってみた」という話です。

今回はアイバニーズの真円形のベース用ピックをあえてギターに使用してレビューしてみたいと思います。

このピックをたまたま某大手楽器店で見かけて、わたしは「??なにこれ??これってピックなの??」とかなり驚きました。

そして、それと同時に「これで弾いたら一体どんな音がするんだろうか、、、」と好奇心がわいたんですね。

結論から申し上げると、「まろやかで角のない音を求めるならこのピックは意外とあり」です。

ただ、速弾きには全然向いていない気がします。

ちなみに、ギターのピッキング速度をBPM300の16分以上の速さにしたい人は、よかったらわたしのnoteを参考にしてみてくださいな。

では、ゆるりとおおくりします。

珍しすぎるアイバニーズのまん丸いピックの材質等について

引用

https://www.ibanez.com/jp/products/detail/pa1m_01.html

今回取り上げるアイバニーズ製の丸いピックの正式名称は、アイバニーズのRound Shape Pickの「PA1M」です。

そして、このピックの材質等についての基本スペックは以下の通り。

厚さ MEDIUM (0.8mm)

材質 ポリアセタール

なお、材質にポリアセタールが採用されているピックは、一般にミドル~ハイが強調される傾向にあるんだそうな。

ちなみに、ポリアセタールがPA1Mの素材として採用されている裏には、「真円形のピックでピッキングすると音がかなりぼやけてしまう」という課題があったからなのではと、わたしは勝手に思っています。

まあ、アイバニーズの人からこのピックの開発秘話が聴いてみたい所ですねえ。

そして、冒頭でも申し上げた通り、このPA1Mはべース用のピックであり本来ギター演奏に使うものではありません。

ただ、ベースもギターも弦楽器という点ではいっしょなので、なんか面白そうだしざいし使ってみようってのが今回の企画なわけです。

もはや、ノリと好奇心だけで突っ走ってますわねwww

アイバニーズのまん丸いピックでギターを弾くとどんな音がするのか?

アイバニーズのまん丸いピック「PA1M」でピッキングした際に出る音の特徴を一言でいうと、

「非常にまろやかで角がない音」

です。

まあ、PA1Mは角がない真円形のピックなので、当たり前っちゃ当たり前ですが、本当にまろやかな音がします。

PA1Mを用いるとピッキングの際にほとんどアタック音が出ないので、レガートや指弾きに近いニュアンスを出せる印象です。

※弦と並行にピッキングした場合の話。後述するが、もしPA1Mで順アングル気味でピッキングすると、ピックの側面が弦とこすれるノイズだらけになってしまう

まろやかな中にもかすかに芯を感じる中々個性的な音を出せる気がするので、プレイに取り入れてみるのもいいかもしれません。

ただ、詳しくは後述しますが、PA1Mは弾き心地と使い勝手という面でかなり難があるので、ギターの場合はかなり使える場面が限られてくると思いますね。

アイバニーズの丸いピックの弾き心地はいかに?

アイバニーズのまん丸いピック「PA1M」での弾き心地を一言でいうと、

「角がないので非常に弾きにくい」

と言うものになります。

上述した通り、PA1Mでピッキングした際に出てくる音は非常にまろやかなんですよ。

でも、それは「弦と平行にピッキングした場合」の話であって、もし少しでも順アングル気味で弾こうものならピックの側面と弦とがこすれあって大量のノイズが発生します。

なので、当然、速弾きには不向きです。

弦とピックがド平行でないと音が汚いので、スピードなんて上げられるはずもありません。

また、カッティングなんてとてもできませんよね。

あと、スウィープの場合は音の輪郭があまりにもぼやけるので個人的には無しかなといった印象。

もうね、ひきにくいったらありゃしません。

とはいえ、指で弾いた場合とはやはりどこか違う印象の音がするので、これはこれでありです。

このような真円形のピックでしか出せない音というのは確かにあると思います。

なので、個人的にこのPA1Mの使い道はかなり限られると思っています。

例えば、、、そうですね、、、「レガートの一番初めの音だけピッキングする」とか「ずっとスローテンポでダウンピッキングだけで演奏する」、「バラードでアルペジオを弾く」等の場合であればPA1Mは活躍するかもしれません。

まあ、PA1Mってギタリストにとっては非常に使い勝手の悪いピックのような気がしますよ。

その特徴的なサウンドはおそらく活用の道があると思うんですが、かなり限定的でしょうね。

アイバニーズの丸いピックを使っている人達はどう感じているのか?

では、次にPA1Mを実際に使っている人たち(ベーシスト含む)はどう感じているのかについてみていきましょう。

ふむ、、、、ほぼいないwww

まあでも、そりゃあそうですわね。

こんな珍しい形のピック使う人そうそういそうにないですよねえ、、、。

まして、ギタリストで使う人なんてほぼいないんじゃないでしょうか?

独自性を追求したりサウンド面やビジュアル面等で個性を発揮したい人は、自己ブランディングの一環としてこのPA1Mを使ってみるのといいかもしれませんね。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー3」アイバニーズのまん丸いピックつかってみた」と題しておおくりしました。

今回はベース用のピックであるアイバニーズのPA1Mを使ってみて感じたことなどを述べてみた次第。

正直、このPA1Mは速弾きにはあまり向いている気がしません。

しかし、アタック感を抑えた柔らかい音を出したい人からしたら、かなり有用な代物といえそうです。

月並みですが、ジャズとかフュージョンといった分野を主戦場とするギタリストにはかなりありがたい存在だと思うんですよね。

ピッキングでレガートっぽい音を出すこともできますんで。

気になった人はぜひともPA1Mを試してみてくださいな。

ま、いろいろ実験していくのって面白いですよね。

では!

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