速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

速弾きに適したピックを探している人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)」という話です。

今までも当ブログのギターカテゴリーでは、「速弾きに適したピックとは一体どんなピックか」についていろいろと考えてきました。

しかし、「速弾きに適したピックとは何か」についてはそれぞれの記事で断片的に触れてきたに過ぎません。

そこで、今回は一度一記事まるまる使って「速弾きに適したピックの条件とその条件を満たす具体的なピック」について考察してみたいと思う次第。

ただ、当記事では「あくまでもエレキギターでの速弾き」に特化して考えていくので、そこはご了承くださいませ。

ちなみに、ギターのピッキング速度を将来的にBPM300の16分以上の速さにしたい人は、よかったらわたしのnoteを参考にしてみてくださいな。

では、ゆるりとおおくりします。

「速弾きに適したピック」を考えるために必要な2つの視点

速弾きに適したピックかどうかは、

「最高速度の出しやすさとその安定性」

「どれだけ機動性や汎用性に優れるているか(複雑なピッキングの変化に対応できるかと言う事)」

という2つの視点から考えられます。

ただし、この二つの視点は、片方を重視すれば片方が犠牲になるという「いわばトレードオフの関係」にあるのは要注意です。

例えば、「ひたすらトレモロの速度とその最高速度での安定性を追及する」のであれば、以前レビューしたウルテムエッジの様なピックが最適ですが、その場合は弦移動のしやすさのような機動性や様々なフレーズに対応できるという汎用性は犠牲になります。

そして、逆に「弦移動のしやすさ等」を優先すると今度はBPM600以降の16分などになってくると、どうにもその速度で安定して長時間弾き続けることが困難になってくる印象です。 

というのも、高速になってくるとピックの本当に先端だけでピッキングすることになるので、先端の丸いピックでは引っ掛かりがなくて速度が出しにくいからなんですね。

このように、「片方の視点を優先すればもう片方が犠牲になるトレードオフの関係にある」と思うわけです。

中々、どちらも取るということはできそうにありません。

そしてピックの形状と材質、厚さの観点から、上記2つの視点のそれぞれについて適切な条件を考えると以下のようになります。

「最高速度の出しやすさとその安定性」

.形状:先端が鋭利なティアドロップ

ピックの先端が鋭利でないと、ピッキング速度が上げにくい上、トップスピードを出した際にそれを維持するのも難しい。

もしくは、「ピックと弦は垂直に充てるべきである」という思想の元生み出された先端部分が強調された独特な形状のsik pikも候補になる。

前ギネスホルダーのティアゴ=デラヴェガもsik pickを使用していたという。

ただし、現在sik pikは販売されていないため、現実的な候補とはいえない。

なお、ジャズ型はピック自体の面積が小さすぎて操作性が悪いので、あえて採用する必要はないと思う。

総合的に見て、ティアドロップ型が最高速度をあげるのに適している。

・素材;ウルテムかカーボンナイロン

ピッキング速度の向上だけに焦点を合わせるなら、とにかく弦離れの良さを重視すべき。

弦離れの良さだけでいうならカーボンナイロンかウルテムが体験上有効。

ただ、カーボンナイロンは非常に滑りやすいため、手汗の多い人には向かない。

・ピックの厚さ:1.00㎜~1.15mm?

ピックは厚みがあった方が速度が安定しその上限が伸びる傾向にある。

「機動性と汎用性」

・トライアングル型かティアドロップ型

トライアングル型では、手とピックの触れる面積が増えることで、ピックの軌道等を安定化させるために要するコントロール感覚の要求水準が下がる。

つまり、安定したピッキングをしやすくなる。

そして、先端は適度に丸みを帯びている方が、操作性が高い。

ただ、一般的なトライアングル型は少々大きいため小回りがききにくいので、やや機動性に欠けるといえそう。

対して、ティアドロップはグリップの安定性はトライアングルほどではないが、機動性に優れる。

そのため、ティアドロップとトライアングルが適当かは人によって分かれそう。

最善は、一回り程度小さいトライアングルか。

・ウルテム(infinix-U含む)、カーボンナイロン

素材は弦離れを優先するなら、ウルテム材かカーボンナイロン。

グリップの安定、弦への適度な吸い付きと弦滑りのバランスを重視するならマスター8の独自素材であるinfinix-Uか。

・ピックの厚さ:0.8~1.0㎜?

適度にしなりがあった方がピッキングの機動性は上がるかもしれない。

まあ、ざっとこんなものかと思います。

速弾きに適しているかはもっぱら「弾きやすさ」から判断したらいい

さて、ここまでの話であなたは、「おや?こいつは一番大事な音について何も触れてねえじゃねえか?」と思ったはず。

はい、その通りあえて音については無視してきました。

これは非常にシンプルな理由があります。

それは

「速弾きで一番問題になるのは実際にフレーズが弾けるかどうかといった物理的な問題の方が障害になりやすいから」

です。

いくら出音がきれいでも、弾きにくいとか弾けないのでは意味がないので、「物理的に弾きやすい方を優先した方がいい」という単に優先順位の問題なのですよ。

それに音量の大きさやあティーキュレーションであれば、ピックの先端を出す割合や振りぬく速度などによって調節出来ます。

そして、決していい事とは言い難いですが、エレキならではの最終手段としてイコライザーを使えば不足する音域の補完も割と可能です。

ディストーションサウンドで弾くとなればなおの事、何とかなるでしょう。

そんなわけで、あえてサウンドは度外視してきたんですね。

音がどうとかは、とりあえず物理的に弾けた後に考えた方がいいですよな。

速弾きに適したピックを重視する観点別に市販品から探してみる

最後に、速弾きに適したピックを上述の「最高速度の出しやすさとその安定性」と「機動性と汎用性」の2つの観点別に探してみたいと思います。

「最高速度の出しやすさとその安定性」

「最高速度の出しやすさ」という観点から考えた場合、個人的には断然ESPのウルテムエッジ0.8~1.0mmが最適だと考えます。

トレモロで自身の最高速度を出した際には、トップスピードに到達する時間がみじかくなる印象です。

ただ、ウルテムエッジを使うと弦移動が少ししんどくなるので、汎用性や安定性はやや低めだと思います。

安定性を加味するなら、ピックボーイハイモジュラスがいいような気もします。

あまり、ウルテムエッジとは最高速度に到達するまでの時間に差はない気がしますので。

ただ、ウルテムエッジは強烈なアタック音を出せるのでこの点は大体できません。

「機動性と汎用性」

「機動性と汎用性」と汎用性の観点からは、おそらく以下のピックが候補になります。

マスター8ジャパン「INFINIX-U + Hard Grip(トライアングル型かティアドロップ)」の0.88㎜か1.0㎜

ピックボーイハイモジュラス1.0㎜か1.14㎜(手汗が多い人は不適だが、弦離れという点では最強)

・クレイトンのウルテム製ピック(トライアングル)0.8㎜~1.0㎜

大体、こんなもんだと思います。

ただ、先ほども言ったように「一般的なトライアングル型はやや大きすぎて小回りが利きにくい」という弱点があるんですよね。

そのため、グリップの安定性時同性の両立を目指すなら、もう少し小さめのトライアングル型にしたいところ。

そこで小さめのトライアングルはないかと探してみたところ、ギター講師としてネットで有名なヒデノリさんが一般的なトライアングル型よりも一回り小さめのトライアングル型ピックを販売しておりました。

ただ、ヒデノリさんのピックは税込みで330円ですから一般的なピックと比べる三倍くらいするのでちょいと高いですね。

もっとも、トライアングル型は角が3つ使えるのでエコではありますが。

、、、もしかして、角が三つあるから一般的なピックの3倍の価格なのかもしれませんね。

今更気が付きましたわ。

気になる人はヒデノリさんのピックも試してみるとよさそうです。

参考

https://hidenori-shop.com/products/detail/4

おわりに

この記事は「速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)」と題しておおくりしました。

今回は速弾きに適したピックについて考察してみましたが、ここまで書いてきてなんですが「結局自分が弾きやすかったらなんでもいいよね」と思います。

わたしの性分的に「不変の真理」や「一般原則の定立」といったものを深く探求していきたい気持ちはあるんですが、人によって「どういう動きが得意か」とか「筋組成はどうか」、「神経系の発達具合は?」、「関節の柔軟さの程度は?」、、、といった様々な条件は一様ではありません。

それを考えたら、あんまり一般原則にこだわるのもどうなのかなって気はしてきますよね。

てことで、いうまでもなく、今回の記事内容はあくまで参考程度ってことにして下さい。

「ふーん、コイツはこう思ったのな」て感じでよろしゅう。

では!

参考記事等

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