|速弾きできないプロは下手|とかとんでもない暴論だと思う件
オニギリ
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。今回もよろしゅう!!

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

話しのネタが欲しい人等

今回の話題は「|速弾きできないプロは下手|とかとんでもない暴論だと思う件」という話です。

たまにネットを見ていると、「速弾きできないプロとかなんでプロ名乗ってんだろ?」みたいな謎のコメント群に遭遇します。

確かに、速さ至上主義者の一部のメタラーとかはそういった考えに陥りがちかもしれませんが、「ちょっとこれは暴論が過ぎやしないか?」て感じです。

今回は「別に速弾きができないプロは果たして下手なのか」について少し考えていきたいと思う次第。

なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。

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速弾きができないプロ=下手という認識はおかしい

速弾きができないプロ=下手という認識はおかしい

一部の、速度至上主義者の中には「速弾きができないプロは下手くそだ」なんてことを言いガチです。

なんとなく、こうしたことをいうのは、ギターを始めて間もない初心者の人よりもギター歴がそこそこあって速弾きにハマり始めた人に多いような気がします。

事実、私もギター歴が3年だか4年だかの時は「速く弾けないのは下手な証拠やん」みたいな完全に的外れな事を思っていたこともありました。

確かに、表現技法の幅という点では「速く弾けるに越したことはない」ですが、それが音楽的に必須の条件かと言えばそれは完全にノーです。

音楽は、「リズム」と「ハーモニー」、「メロディー」の3要素から成立するものですので、「速く弾けること」等「リズムとメロディー」という要素のほんの一部でしかありません。

そして、より突っ込んだことを言えば、上手いギタリストは、とっさのアドリブ力やアレンジ能力、音楽理論の知識、トーンコントロール、ピッチの正確さ(個人的にすごく大事だと思う)などといった様々な要素をまんべんなく備えており、速弾きができないだけであれば大して問題にはならないでしょう。

速弾きができないだけなら、「速いパッセージのある曲が弾けないだけ」で済みますが、「トーンコントロールが下手」とか「ピッチがめちゃくちゃ」、「リズムキープがてんでダメ」なんて話になるともはや「どんな曲を弾いても聴衆に不快感を与える」という話になるのでプロ失格です。

速弾きなんてものがなくても、音楽は十分成立しますので、速弾きなんて「出来たらいいよね」くらいの要素と言っていいはずですね。速弾きなんかよりも、もっともっと優先順位の高い重要なものはあります。

「速弾きができない=ギターが下手」という思考は、メタル脳や速弾き脳の残念な発想と言わざるを得ません。

どのくらいの速度から速弾きになるのか?

どのくらいの速度から速弾きになるのか?

ここからは、一般にどのくらい速度で弾けないと、「速弾きができないプロ」と認定されるのかについて考えてみたいと思います。

そのためには、現代の速弾きの水準について少し考えてみる必要がありますね。

現代のテクニカルギターの分野で脚光を浴びる人達には、以下のような面々がおります。

・ガスリー=ゴーヴァン

・ジェイソン=リチャードソン

・Jeorge(円城寺慶一)

上掲のギタリストたちはいずれもとんでもない技巧を有した傑物です。

特に、ガスリーさんに関しては、おそらく「いま世界で一番ギターがうまい人」と言ってすらいいと思います。

  • うわさでは、ガスリーはBPM300の16分程度の速度なら難なくだせるという。

彼らのすごみは単に「速度」にとどまらないのですが、あえて速度と言う事だけに特化すれば、Jeorgeさんがおそらく頭一つ以上抜けている印象です。

なんせ、彼はBPM300以上で複雑なフレーズを弾くことはざらで、トレモロに関してはBPM500で弾いたりする正真正銘のピッキングモンスターですからね。

  • また、速度に特化していえば、前ギネスホルダーのティアゴ=デラベガもJeorgeに匹敵、ないしそれ以上に速い。

このように現代テクニカルギターにおけるトップ層の上限速度は、80年代のメタルブームから一気に跳ね上がっております。

こういった傾向を踏まえると、個人的には最低でも「BPM220の16分以上の速度である程度まとまったフレーズを弾けること(フルピッキング)」の速弾きが弾けることが、一つの基準になると思う次第。

まあ、この220という数字は私の勝手な主観によるものなので、「240なければだめ!」とか「いやいや、180もあれば十分!」といろんな意見があると思いますがね。実際、「速弾き」なんてもはありませんし、、、。

「速弾きなんていらない派」がいてもおかしくない件

「速弾きなんていらない派」がいてもおかしくない

速弾き脳やメタル脳の人は、すぐにギターの上手さを「速く弾けるか」で判断しようとしますが、「需要のある音楽をつくる」とか「ヒット曲を作ろう」といった思考をしている人からしたら「速弾きなんて全くと言っていいほど不要」でしょう。

特に、現代の日本のような「ギターソロ不要論」が巻き起こるシーンでは、そうです。結局、「いかに速く弾けるか」を追求するのは、ただの独りよがりであり「ほとんどの人に望まれない奇行」といえます。

事実、速弾きフレーズの全く入っていないヒット曲なんてそこら中にありますよね。

「音楽はヒットしてなんぼ」という人にとって、速弾きなんて必要ありませんが、その代わり「高度なアレンジセンス」をはじめとした速弾き以外のスキルがかなり要求されると思います。

わたしなんぞが言うのははばかられますが、「音楽は大道芸大会ではないので、自分の表現したいものを適切に表現するのに必要な技術だけあればそれでいい」と思うんですよね。

速弾きが自分の表現したい音楽に必要でなければ、速弾きなんてできなくていいってことです。なので、「速弾きができない=ギターが下手」なんて短絡思考は的外れもいい所ってことですね。

おわりに

この記事は「|速弾きできないプロは下手|とかとんでもない暴論だと思う件」と題しておおくりしました。

「速弾きできないプロは下手」という発想は、速弾き脳やメタル脳にありがちな残念な発想です。ギターの上手さと速弾きの上手さは必ずしもイコールになりません。

音楽において、「速く弾けること」よりももっと重要な要素は沢山あり、速弾き以外の要素を極めているギタリストたちは沢山いるのです。まあ、速弾きに限らず、難についても視野を広く持ちたいものですな。

では!


紅茶ランキング
右手のピッキングの速さがなかなか上がらない人注目!

あなたは、「もっと、右手のピッキング速度が上がってくれたらいいのになあ、、、」等とお悩みだったりしませんか?

右手のピッキング速度が上がれば、様々なジャンルの曲が弾けるようになりギターで多彩な表現が可能になります。

メタルにハードコアにジャズにJpop、、、、様々なジャンルに幅広く対応できる可能性が出てきますよね。

いろんなジャンルに対応できるようになれば、ギターが非常に楽しくなります。

そして、単純に右手の対応できる速度の限界が向上すれば、それだけで「どんな曲も何とか頑張ればそれなりに弾けそう」な気もしてきますよね。

「右手のピッキング速度は根拠のない強い自信」をギタリストに与えてくれます。

例えば、右手のピッキング速度がBPM140の16分音符くらいの速度までしか出ない人は、その時点ではBPM250の16分音符のフルピッキングフレーズが出てくる曲を原曲通りにひききることは不可能です。

もし原曲に忠実に弾こうと思うのなら、最低でもBPM250の16音符の速度に右手のピッキング速度が追い付かねばどうしようもありません。

どうしても弾きたいとなれば、苦肉の策としてレガートやスウィープに逃げることになりますが、、、やはりフルピッキングとレガート等では音の質感がまるで違います。

それに、「フルピッキングで弾けないから代替案をとった」なんて話になるとシンプルに「悔しい!」ものです。

何というか、「曲に負けた」みたいな感じすらしてきます。

しかし、あなたの右手のピッキングの限界速度が「BPM400の16分音符」であったならどうでしょうか?

右手のピッキングの限界速度が「BPM400の16分音符」もあれば、BPM250の16分音符等物理的には造作もないはずです。

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高速フルピッキングができると、いろんな曲が弾ける可能性ができます。

わたしは、プロギタリストではないのでギター自体はうまくありません。

しかし、「右手のピッキング速度」に関してだけは向上させるべくそれなりに長い事腐心してきてそれなりの速度を出せるようになりました。

以下のノートに「私がこれまでピッキング速度を上昇させるためにやった全ての練習方法」を記したので、「自分のピッキングの上限を引き上げてギターをもっと楽しみたい!」という人は、以下のノートを参考にして自分のピッキング速度の限界を超えてみてください。

ピッキング速度のすべてをそこに置いてきた!!!

右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね

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そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?

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