「ピックレビュー50」メタリカのヘットフィールドモデルのHETFIELD BLACKFANGピック使ってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

いろんなピックを試してみたい人

メタリカのヘットフィールドモデルのピックHETFIELD BLACKFANGの使用感が知りたい人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー50」メタリカのヘットフィールドモデルのピック使ってみた」という話です。

今回とり上げるのはメタリカのヘットフィールドモデルのピックHETFIELD BLACKFANGになります。

ジェームズ=ヘットフィールドさんと言えば、あのレジェンドメタルバンドであるメタリカのギタリストでダウンピッキングの名手です。

なんとなく、このピックを使えば「BPM260とかBPM280のダウンピッキングもらっくらくでできそう」な気がしてきますよねえ。

ま、これは冗談としても、本ピックを使えば、ちょっとダウンピッキングが速くなりそうな気がしますわな。

まず、結論から申し上げておきますと、HETFIELD BLACKFANGは

「重いリフからリードプレイまで幅広くこなせる汎用性高めのピック」

です。

ただ、やはりメタルとの相性が一番いいと思うので、メタルギタリストなら持っておいて損はないいいピックですね。

ピッキング速度のすべてをそこに置いてきた!!!

右手のピッキング速度ってなかなか簡単には上がりませんよね?事実、わたしも一時期かなり悩んでいました。

しかし、試行錯誤の末にある練習方法を思いつき、それを実践して比較的短期間に速度が一気に向上さらに、今では開始当初の2倍以上の速度になっています。

そこで、ピッキング速度を徹底的に追求したい人は、わたしがピッキング速度の限界を2倍以上に引き上げた少し独特な練習方法を試してみてはどうでしょうか?

では、ゆるりとおおくりします。

HETFIELD BLACKFANGのスペック

まずは、HETFIELD BLACKFANGのスペックについて見てみるとしましょう。

形状:ティアドロップ

厚さ:0.73㎜、0.94㎜、1.14㎜(今回は0.94㎜)

材質:ウルテム

今回は、「一番硬さとしなりのバランスがよさそう」という理由で0.94㎜をチョイスしてレビューしてみようと思います。

というのも、ジェームズ=ヘットフィールドさんと言えば、あのレジェンドバンドメタリカで激重の高速リフを延々と弾き続ける超人なので、なんとなく1.14㎜を選ぶと極端にリフ向きな質感になるんじゃないかと思ったからです。

正直、ある程度ピッキングにたけてくればピックが全くしならなくても問題はない(むしろ、速度自体は速くなる)のですが、一般的には少しだけしなりがあった方が弾きやすいですからねえ。

あと、余談ですが、本ピックのデザインはかなりメタルっぽくてかっこいいですよね。

BLACKFANG(黒い牙)の名にはじぬアグレッシブなデザインで素敵です。

ちなみに、裏面にはしっかりとヘットフィールドさんの名があります。

HETFIELD BLACKFANGメタリカ ピック 裏面 ジェームズヘットフィールド

HETFIELD BLACKFANGの音の特徴

HETFIELD BLACKFANGで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・高音域成分が控えめ

・低中音域成分が多め(特に低音)

・ピッキングの際のアタック音はやや強め

・全体的に音がややマイルド

HETFIELD BLACKFANGで弾くとさぞかし攻撃的な音がするのかと思いきや、その出音は意外とマイルドで高音が控えめだったりします。

全体的に低音域成分が前面によく出てくるので、重いリフを弾くには最適な音と言えるかもしれません。

なお、ピッキング時に出るアタック音はやや強めです。

HETFIELD BLACKFANGでの弾き心地等についてはいかに?

HETFIELD BLACKFANGでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。

・弦離れは比較的良好

・高速度帯のカッティングがややスムーズ

・ピッキングの急加速はスムーズ

・ピック表面は滑りにくくグリップは安定する

・厚さのわりに硬くしなりが少ない

 

HETFIELD BLACKFANGは、比較的弦離れが良好で急加速もスムーズ、高速度帯でのカッティングも比較的スムーズで一般的には弾きやすい部類でしょう。

しかも、ピックの表面は滑りにくいのでグリップがかなり安定します。

ただ、ピックボーイハイモジュラスと比べると、やや突っかかりは感じますよね。

とはいえ、この突っかかりがあるからこそ粘りのあるダウンピッキングによるリフを弾けるともいえるので、HETFIELD BLACKFANGの弾き心地からはヘッドフィールドさんのダウンピッキングにかける情熱?みたいなもの感じ取れたりもしますね。

そして、今回検証で使用しているHETFIELD BLACKFANGの厚さは0.94㎜はその暑さの割にはしなりが少ない気がします。

HETFIELD BLACKFANGはどんなプレイに向いている?

HETFIELD BLACKFANGは、

「重いリフからリードプレイまで幅広くこなせる汎用性高めのピック」

といえるでしょう。

しかも、音も高音が前面に立ったとげとげしいサウンドではな区全体的に丸みがある印象なので、フュージョンなどで使ってもあまり違和感はなさそうです。

とはいえ、かなり低音が出るので、やはり一番向いているのはメタルで間違いないですよね。

重いリフを弾きたいのなら、これほど適したピックは中々ないかもしれません。

HETFIELD BLACKFANGは、 メタラー必携の一枚と言えるでしょう。

HETFIELD BLACKFANGの評判

では、最後にHETFIELD BLACKFANGの評判を見てみたいと思います。

https://twitter.com/renkogamimimi/status/1464526150005248005?s=20

ふむ、上掲のツイートで「HETFIELD BLACKFANGは一般的なウルテムピックよりも削れにくいのではないか?」という意見がありますが、ちょっとこれはわたしも同感です。

上述したように、HETFIELD BLACKFANGはその厚さのわりに硬めであまりしならないので、なんか特殊な加工でもしてありそうですね。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー50」メタリカのヘットフィールドモデルのピックHETFIELD BLACKFANG使ってみた」と題しておおくりしました。

HETFIELD BLACKFANGは、あのレジェンドバンド「メタリカ」のギタリストであるジェームズ=ヘットフィールドさんのシグネイチャーピックだけあってかなり激重なリフを弾くのにかなり適したピックです。

しかも、リードプレイをするのにも適しています。

と言う事で、メタル系のギタリストはHETFIELD BLACKFANGを一枚は常備しておくといいかもしれません。

では!

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