ギターのストリングスキッピング(弦とび)のコツと練習方法について考えてみた
オニギリ
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。今回もよろしゅう!!

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ
  • 話しのネタが欲しい人等
  • ギターのスキッピングのコツについて気になる人

今回の話題は「ギターのストリングスキッピング(弦とび)のコツと練習方法について考えてみた」という話です。

今回はギターの演奏技術の一つであるスキッピングについて取り上げます。ギターの奏法の中では、一般に割と高難易度の位置づけである本技術ですが、個人的にコツや練習方法を間違えなければそこまで習得が面倒な技術ではないと思っている次第。

私なりに思う「スキッピングを行う上で重要となる要素( コツ)」は以下の通り。

と言う事で、今回はスキッピングのコツとそれを身に着ける練習方法について詳しくみていくとしましょう。

なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。

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スキンピングってどんな技術なのか?

スキンピングってどんな技術なのか?

スキッピングとは、簡潔にいうと

 

「一つ以上の異弦をまたいで行うピッキング」

の事です。

例えば、以下のようなものはちょっと例として適当か分かりませんが、スキッピングの一例ではあります。

無理クソ弦とび

これは日本が誇る超絶ギタリスト藤岡幹大さんが手癖として使用する通称「無理クソ弦とび」で使用するポジションを利用したものです。

4弦と2弦は弾かずに5弦と1弦を弾いているのがわかると思います。こうした「弦をスキップしてピッキングする」のが、スキッピングという演奏技法なのです。

上記の例では、一本の弦をスキップするだけですが、フレーズによっては「2本~4本のスキップ」も全然ありえます。

スキッピングスキッピングを構成する要素(コツ)を分析してみよう!

スキッピングスキッピングを構成する要素(コツ)を分析してみよう

では、「スキッピングという技術を的確に運用するためには何の要素が必要なのか?」について考えてみましょう。

私なりに思う「スキッピングを行う上で重要となる要素( コツ)」は以下の通り。

ストリングスキッピングを行う上で重要となる要素(コツ)
  • 弦と弦の距離感覚

  • ミュートの技術

  • 腕の上下動の自由度

  • 手首の回転運動における自由度の高さ

  • 左手と右手を連結する意識

以下順次簡単に補足です。

・弦と弦の距離感覚

スキッピングでは弦を飛ばしてピッキングするので、必然的に「弦と弦の距離を測る感覚」が必要になってきます。

弦一本程度のスキッピングなら普段の演奏の延長線上でできるかもしれませんが、2本、3本とスキップする弦が増えるほどそれ専用の練習をしないと対処できなくなってくるでしょう。

・ミュートの技術

スキッピングにおいて、弦をスキップした際に弾かない弦に不意に接触してノイズが発生する、、、なんてことが往々にして起こります。

さらに言えば、スキップする弦の本数が増えるほどスキップ元の弦のミュートがおろそかになってノイズが発生することだってあるでしょう。

スキッピングで一番重要であり難関なのはこのミュートなのです。

ちなみに、ミュートは、一般に右手刀部分と左手の両方で行うものとされていますが、個人的には「結果的に音が鳴らなければいいだけ」だと思うので特に「ミュートは~で行うべき」なんてルールは存在しないと思います。ミュートのコツ等についてリンクからどうぞ。

・腕の上下動の自由度

スキッピングで、1本ならいざ知らず複数の弦を飛ばして弾くとなると、腕全体を嫌でも上下させないといけなくなります。

そのため、腕の上下動がスムーズにできないと、ミュートし損ったり弦をとらえ損なったりといった事故が多発してしまうのです。腕の上下動はきちんとできるようにしておく必要があります。

・手首と肘の回転運動における自由度の高さ

もはや、オルタネイトピッキングの基本のキですが、「手首と肘の計6つの回転運動がスムーズにできる」事がスキッピングの大前提です。

これら6つのうちの一つでも極端に苦手だと、それがネックとなっていくら練習してもまともにピッキングできないと思います。弦をスキップする際には、意識の持ちようはともかく結果として「スキップする弦を迂回する」必要があり、その際に複数の回転運動(肩の上下動含む)を併用するからです。

6つの回転運動については、以前投稿したオルタネイトピッキングについての記事を参照のほど。

・左手と右手を連結する意識

スキッピングでは、通常の弦移動時よりも「右手と左手をリンクさせる意識」が強く要求されます。

弦をスキップする際、不慣れな人だと右手で弾く弦と左手で押さえる弦が一致しない事もままあると思うんです。しかし、それでは当然フレーズなんてまともに弾けませんよね?

弦をスキップする場合は、普段以上に右手と左手を連結する意識を強く持ち押さえる弦と弾く弦を一致させましょう。

スキッピングの練習方法について考えてみる

スキッピングの練習方法について考えてみる

では、これまでの内容を踏まえて具体的にスキッピングの正確性を増すための練習方法について考えてみたいともいます。

私が有効と思う練習方法と弾く際の意識の持ち方については以下の通り。

「フェーズ1~5」:右手における弦の距離感の体得

※以下、クリーンでもひずませてもどちらでもよく、ミュートはまったく気にしなくていい。速度は気にしない。

フェーズ1:開放弦を6~1弦までオルタネイトで一音づつ弾き、1弦まで行ったらそこからまた6弦までオルタネイトで戻るのを繰り返す

フェーズ2:フェーズ1のように開放弦の6弦、4弦、2弦をオルタネイトを用いてスキッピングで弾く。また、同時に5弦、3弦、1弦の組み合わせもやる。

フェーズ3:開放弦の「6弦、3弦」と「5弦、2弦」、「4弦、1弦」のそれぞれの組み合わせで、フェーズ1のようにオルタネイトを用いてスキッピングで弾く

フェーズ4:開放弦の「6弦、2弦」と「5弦、1弦」のそれぞれの組み合わせで、フェーズ1のようにオルタネイトを用いてスキッピングで弾く

フェーズ5:開放弦の「6弦、1弦」を、フェーズ1のようにオルタネイトを用いてスキッピングで弾く

※先に右手の感覚から練習するのは、右手は左手の移動に伴って自動的に追従するものであるからである。最終的に左手の移動だけ意識すればいいようにするのが大事(筆者も修行中)。

「フェーズ6」

以下は、全てひずませた音で行い、ミュートを徹底する。速度は気にしない。

フェーズ1~5までの行程を、それぞれ左手の人さし指で任意のフレットを押さえておこなう。

なお、この際に右手と左手を連動させるために、お互いを連結させる意識が必要となるが、その際は右手人差し指と左手一指し指を一直線上に連結させて弦移動を「左手の指の移動」という意識ではなく、「左手指と右手人差し指の一直線の現状における平行移動」としてとらえる感覚が必要になる。連動させる意識をもつ指は、親指ではなく人差し指というところが重要。

※ノートの方でも言及しているが、人差し指の役割上これは当然のこと。

※弦移動する際に押さえるフレットは、最初に押さえたフレットと異弦上での同フレット。例:6弦12f→5弦12f→4弦12→3弦12f→、、、1弦12f等。

ちなみに、肩関節を含めた全体的な視点からのピッキング力強化に関しては、わたしがピッキング速度をギネス級にまで上げた方法を参考にしてみるといいでしょう。

おわりに

この記事は「ギターのストリングスキッピング(弦とび)のコツと練習方法について考えてみた」と題しておおくりしました。

今回は一般に比較的高難易度とされている演奏技法であるスキッピングに関して、そのコツや練習方法などを提示して見た次第。

スキッピングは慣れないと、本当にしんどい技術ですがコツさえつかんでしまえばそこまで大変なものではない印象です。まあ、極端に速くまたぐ弦の多いフレーズを弾くとなると難易度はとんでもなくあがりますが、、、。

いずれにせよ、わたしもまだまだ修行中のみゆえ、ともに精進していきましょう! 

では!

参考記事等


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