ギターを弾いている時に小指が立ってしまうとカッコ悪いのでできるならなおしたいですよね?
実は、わたしも歴3年?くらいの時に「なんで小指立つんねやろ?かっこわる!!」等と少し自分の運指に対して不満がありました。そして、個人的に突き止めた小指が立つ原因が以下の2つ。
今回は常軌を踏まえてギター歴19年になる私が自分なりに編み出した「小指がばたつかなくなる練習方法」をシェアしたいと思う次第。
上記の知見や当記事の練習法は押させておいて損はありませんが、効率的に小指のバタつきを解消したいならプロに教わるのが一番の近道です。
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ギターを弾いていて小指が立つ原因はこの2つ!!
では、さっそくギターを弾いていると左手の小指が立ったり指がバタついてしまう原因についてみていきましょう。
わたしが個人的に練習の中で気が付いた小指が立ってしまう原因については以下の3点です。
・左手全体の筋力が足りない上に力が入りすぎている
生理学的な視点からすると、小指が立つのは「不必要な力を弱めるために生じる当然の動作」であるといいます。
たいてい、小指が立つ症状がひどく出るのは、「自分にとって無理のあるフィンガリングをしている時」や「速く弾くぞ!」とか「うまく弾くぞ!!」等と意気込んでいる時ではありませんか??
※左手と右手の力はたいてい連動するので右手が力めば左手も力む。ただ、個人的には意識的に分離することも十分可能と思っている。
緊張等で力が入りすぎたりフォームがおかしくて力の制御ができていないなんて話になると、左手に無駄に力が入ってしまうので必然的に小指が立ちやすくなるって話です。
事実、わたしがネット上で確認した感じでも多くのギターのレッスンプロの方々が「小指の立つ原因は脱力できてないから」と指摘しています。
しかし、わたしは、脱力が有効なのは「手に十分な筋力がある場合だけ」だと思っているんですよね。
そもそも「指のフィンガリング力が弱すぎる」と、そもそも「脱力するより先に綺麗な音が出せるだけの筋力をつけないとダメ」だと思うんですよね。そうでないと、「脱力したら音がきれいにならない」なんて話になりかねませんので。
そして、指がバタつくのも基本的には「手や腕の筋力が不足しているから」です。
左手の指がフレットを押さえている状態から、指を離すときの動作を注意深くゆっくりと見てみると、「手の指が第一~第3関節が手のひら方向に屈曲した状態から手の甲側に屈曲した状態になっている」のが分かる。この動作はどちらかと言えば、「指を手の甲側へ弾く動作(ものをひっかく動作に近い)」なので、指を甲側へ引っ張る練習をしてひっかく動作をするために必要な筋肉をきたえるのがいい。
・指同士の神経の分離が不十分
実は、親指以外の指を動かす筋肉は、お互いにつながっているのでお互いの動きが相互に影響を与え合うもの。
そのため、ある指を動かした場合、その指の動きにつられて他の指も動いてしまうものです。
そのため、離弦した指ににつられて他の指が動くの事は基本的に避けられません。
特に、動作が連動しやすいのは薬指と小指です。これは「もうそういう構造」なので、いまさら私達がどうこうすることはできません。
ただ、指同士の独立性を高める訓練次第ではその動きを最小限にすることはできます。
実際、わたしはギター歴3年あたりの時に指の独立性を高めるためにあれこれと実験していましたが、そのおかげで今ではそれなりに指の独立性を高めることに成功し、基本的に小指がぴんと立ったり指がバタついたりといった状態にはならなくなりました。
小指を立たせないための対策
小指が立つ動作を最小限に抑えるには、上述の通り「筋力の増強と脱力」、そして「指の独立性の向上」でした。実は、わたしは試行錯誤して過去にこれらを一気に解決すると思われる練習を編み出しております。
まあ、効果は保証できませんが、一応参考までに提示しておきたいと思う次第。わたしが過去に「指の独立性と筋力向上」のために行っていた練習は以下の通り。
1、まず、6弦上でクロマチックフレーズを弾くときと同じような各指が隣り合うようなポジションを弦上の任意の場所でとる。ただし、各指は弦にギリギリ接触しない程度の位置で待機させる。
↓
2、次に、人指差し指で強めに押弦するが、その際に他の指ができる限り動かないようにする。動いた指があれば、人差し指は押弦したままで一度最初の弦にギリギリ接触しそうな位置へほかの指を戻す。
↓
3、人差し指を離したらすぐに入れ替えるように中指で押弦する。この際、薬指と小指はできる限り最初の「弦にギリギリ接触しそうだがしない状態」を保とうと努める。2同様、動いた指があれば、中指は押弦したままで一度最初の弦にギリギリ接触しそうな位置へほかの指を戻す。※多分ここ最難関。
↓
4、最後に、中指を離し入れ替えるようにすぐに薬指で押弦し、小指は当初のフレットにギリギリ触れない程度の位置を維持し続けるよう努める。もし小指が動いてしまったら、薬指は押弦したままで一度最初の弦にギリギリ接触しそうな位置へ小指を戻す。
↓
5、1~4までの流れを数セット繰り返す。
※以上が基本形だが、必要に応じて指の組み合わせや動かす順序を変えてみるといい。なお、薬指と小指の組み合わせはほかの組み合わせよりも重点的に行うべき。なお、人差し指以外の手の指の付け根が指板に対して平行になるように位置取りをするとやりやすくなる。
おそらく、このトレーニングをすると前腕部の表と裏の両方が激しく痛くなるはずです。それでこそ効果があると言うもの。
ただ、このトレーニングはわたしの経験上、腕に対する負荷がかなり高く腱鞘炎になる可能性もあるので無理はしない程度に練習してくださいませ。
また、各指のフィンガリング力をまんべんなく鍛える方法として、
「指板上の任意のポジションで人差し指と中指、中指と薬指、、、と順々に限界速度でそれぞれトリルしていく」
と言う基礎トレーニングもあるので試してみるといいと思います。
- ただ、このトレーニングでは、トリルに使った指はそれぞれ指板を抑えたままにしておく点は注意。つまり、人差し指と中指のトリルが終わったら中指は指板を抑えたままにして次の「中指と薬指のトリル」、「薬指と小指のトリル」を行っていくという事である。
おわりに
この記事は「ギターを弾いてて小指が立つとか指がバタつくのはアレが原因」と題しておおくりしました。
今回は小指が立つ原因と対策について自分なりに思う解決策を提示してみた次第。今回の方法で「わたしは小指が立ちにくくなった」のできっと役に立つ人もいるでしょう。
ただ、経験上、相当に腕に対する負荷が高いものなのできちんと休みながらやるようにしてくださいね。それはお願いします。
まあ、お互いギタースキルの向上に励んでまいりましょう。
では!
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参考
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