ギターの速弾きに適した左手を作るために必要な事について考えてみる

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

速弾きに適した左手を作りたい人

ギターが上手くなりたい人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「速弾きに適した左手を作るために必要な事について考えてみる」という話です。

ギターの演奏で「右手と左手がまるでシンクロしてない」なんて話になると、本当に残念な演奏になってしまいます。

速弾きならなおの事です。

あくまで個人的な見解ですが、「速弾きは最終的には左手で行うもの」だと思うので、速弾きが上手くなりたいなら左手の練習が欠かせません。

実は、何を隠そうこのわたし自身が歴3年くらいまで右手のピッキングばかり速いアンバランスな演奏をしていたので両手のシンクロにはすごく思うところがあるんですよ。

今回は速弾きに適した左手を作るために必要な要素とそれを充足させるための練習方法について考えてみたいと思う次第。

自分の演奏を全体的に見直してみたい人は、一度プロにみてもらうのがおすすめです。

では、ゆるりとおおくりします。

速弾きの上手い下手は最終的に左手が決める

わたしは「最終的なギターの上手い下手は左手が決める」くらいに思っています。

左手と右手のバランスが悪いと全然いい音が出ないし、左手がクソだとリズムがグダグダになりがち。

わたしは「ギターはフィンガリング主導の楽器」位に思っているんですよね。

※とかいっているけど、リズムはてんでダメなので、まだまだ修行中。

実は、わたしは最初からそこそこ右手の自由がきいたので、右手のピッキングに関してはそんなに困ったことはありません。

しかし、左手が右手に比べると本当に不自由だったので実にちぐはぐな演奏をしていました。

例えば、だいたい歴2年?くらいの時に、メタリカのウィップラッシュを弾いて遊んでいたときに

「ん?なんか自分、ブリッジミュートのオルタネイトの箇所、原曲の2倍速くらいで弾いてないか?明らかにピッキング回数多すぎるだろ、、、」

という右手と左手のミスマッチに気が付くという事件がありました。

恥ずかしながら、わたしはギター歴2年くらいの時に、完全に原曲テンポを無視して「自分が弾いていて気持ちのいい速度」で勝手に演奏する癖があったんです。

※当時の弾いていて気持ちのいい速度というのが、大体BPM300 程度の16分だったと思う。今は大体500~600の16分くらい。

この頃は、「右手だけが速くて左手がまるで追いついていない状態」だったのですな。

正直、今でも右手の速度の方がはるかに速い状態は全く解消していないのですが、それでも左手の対応できる限界はそこそこ上がったので昔のような訳の分からない気持ち悪い演奏をすることはなくなってきていると思います。

速弾きに適した左手に必要な要素は、「右手とのシンクロ度合い」

さて、では速弾きに適した左手に必要な要素について具体的に見ていきたいと思います。

速弾きに適した左手に必要な要素とは、一言でいうなら「右手とのシンクロ度合い」と言う事になりますが、それだけでは具体性が何もありませんよね。

と言う事で、以下わたしが「左手と右手をシンクロさせるために必要な要素」について列挙していきたいと思います。

・適切なフォーム

後述しますが、ギターを構えるフォームは左手のフィンガリングに大きな影響を及ぼします。

特に、いわゆるロック式フォームと言われる「ネックを手で握りこむスタイル」をとっている人は、すぐにでもそのフォームはやめた方がいいです。

※めっちゃ手が大きい人は除く。

というのも、ロック式フォームは指の可動性を著しく奪うからです。

わたし自身はロック式フォームは、基本的に手全体の力が必要になるチョーッキングやビブラートの場面だけでしか使う必要はないと思っています。

・左手の押弦力

左手の押弦する力が弱いときれいな音が鳴らせないので、押弦力は非常に重要です。

個人的に、押弦力とは以下の2つの力の複合によるものだと思っています。

  • 弦を瞬時にとらえる瞬発力
  • とらえた弦をフレットへ向けて押し込む力

この2種類の力が一番音を綺麗に出すために重要だと思います。

・指の独立性と保持力

フィンガリングにおいて指の独立性とその独立した状態を保持する筋力の必要性については、論を待たないでしょう。

フィンガリングにおいて、指が独立して動くこと(特に薬指と小指)は重要です。

指同士の独立が未発達だと、運指が実に非効率で速度が上がってくると対応できない場面も出てくる印象。

というのも、指は「音を出すときに押さえに行き音を出した後は離弦する」のが基本です。

指が独立していないと、目的の音を出すフレットをとらえる際に指が絡まって時間ロスしたり本来動かすべきでない別の指が別のフレットを押せてしまうなんて事が起こりえます。

なお、いわゆる「バタついた運指だと速弾きはできない」と言う事ではありません。

この点は留意のほどよろしゅう。

速弾きに適した左手を作るための練習

では、2で提示した「「左手と右手をシンクロさせるために必要な要素」のそれぞれについて対策を示していこうと思います。

・適切なフォーム

上述した要因、ロック式フォームはよほど手が大きい人でもなければとるべきではありません。

速弾きにおいては、いわゆるクラシックフォーム、つまり

ネック裏側の接触面は親指だけのフォーム」

にすべきです。

クラシックフォームを取れば、指の可動域が広がるので大分弾きやすくなります。

なれない内は、ネック裏側の支点が一つしかないため不安定に感じるかもしれませんが、次第に慣れていくので問題ないです。

また、ギターを置く脚を左脚にするのも重要ですね。

ギターを置く脚を右脚にしている人は、左脚においてみれば左手の運指が圧倒的に楽になるのを実感するはずです。

ギターを弾く際は、以下のような足おきをつかって膝の位置をある程度高くするのもいい印象。

ちなみに、わたしは歴3年くらいの時にこういった事実にたまたま気づいて以来、ずっとギターを置く脚は左脚なんですな。

ギターを置く脚を左にすると、多少右手は弾きにくくなりますがまあそんなものは誤差です。

長い目で見た場合、ギターを置く脚は絶対に左がいいと思います。

・左手の押弦力

左手の押弦力は、上述のように「弦を瞬時にとらえる瞬発力」と「とらえた弦をフレットへ向けて押し込む力」ですので、わたしなりに考えるそれぞれの鍛え方について提示してみたいと思います。

まず、「とらえた弦をフレットへ向けて押し込む力」についてはよく握力強化のために用いられる以下のような「ピンチ力(つまむ力)」を強化するための器具を使うといいです。

まあ、個人的にはわたしが握力ガチ勢なのもあって、一番上のアイアンマインド社のものがおすすめですが、下のものでもいいとはおもいます。

別にギター弾くうえで握力80とか90もいらないでしょうし、、、。

そして、指の瞬発力向上に関しては、一見地味ですが「左手の指でドラムの真似をしてみる」のがおすすめですね。

ここでいう「指でのドラム」とは、「アプリを駆使した指ドラム」ではなく暇なときにする貧乏ゆすりの類の指ドラムです。

、、、などと、説明しても伝わりにくいでしょうから、ユーチューブから具体例を引っ張ってきます。

ここでいう「指ドラム」とは以下のようなものです。

参考

最初は、おかずなどは入れず遅い曲のハイハットのリズムをとるところから始め、慣れてきたら次第に音数の多いおかずを入れたり音の強弱をつけたりするようにすると左手の繊細な操作が可能となりますし瞬発性も上がってきます。

あと地味に指でデスメタルのドラムのリズムとっていると面白いんよね(※左手では不可能)。

なお、左手の瞬発性を右手並みにしたい、ないし両手の瞬発性を高めたいというのなら、わたしが右手のピッキング速度を上げるために取った練習方法の前段階でのトレーニングを取り入れるのもいいでしょう。

わたしが右手のピッキング速度を上げるために取った練習方法については、リンクからどうぞ。

・指の独立性と保持力

指の独立性を高める方法については、様々なプロギタリストが提案しているので、いまさら私のようなアマチュアギタリストが提案する必要もない気がしますが、以前の記事で提示した自前のトレーニングはかなり有用だと感じています。

一応、そのトレーニングを重点的にやった結果なのか、今ではあの前ギネスホルダーのティアゴ氏に割と近い無駄の少ない運指ができるようになってきた模様。

ティアゴ氏とは以下の方。

参考

※さすがにわたしの右手はともかく左手は、現状ではさすがに彼ほど高スピードに対応できてない。

ただ、そのトレーニングは手に対する負荷がかなり高いので腱鞘炎に気をつけてほしいのはあります。

指の独立性向上についての具体的な方法についてはリンク先の記事をご覧くださいませ。

おわりに

この記事は「速弾きに適した左手を作るために必要な事について考えてみる」と題しておおくりしました。

今回は速弾きに適した左手を作るために必要な要素とその方法について述べてみた次第。

正直、今回の内容がどの程度役に立つかは不明ですが、一応わたし自身は今回の内容に気をつけたおかげで今はほぼ指の独立性や自由度という点で問題は感じていませんので、まあ参考にして見てもいいと思います。

ま、わたしは、ギターは上手くないんですけどねww

右手と左手はそこそこ操作できるってだけです。

そこはすんません。

まあ、お互いギター上手くなっていきましょうぞ。

では!

参考記事等

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