今回は以下の様な人に向けておおくりします。
・午後の紅茶のパッケージに描かれている女性が何者か気になっている人
・話しのネタが欲しい人等
あなたもよーくご存じの午後の紅茶ですが、あの例の「パッケージに描かれた女性」が誰だか気になったことはありませんか?
おそらく結構な人が気になっているんじゃないかと思うんですよね。
あの例の女性の名前は「アンナ マリア」です。
さて、、、一体彼女は何者なんでしょうか?
では、ゆるりとおおくりします。
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アンナ マリアとはいったい何者か?
アンナマリアさんとはあの見た目の通り、貴族の女性です。
彼女のフルネームは「アンナ マリア ラッセル(1788~1861年)」。
イギリスの大貴族第7代ベッドフォード公爵フランシス ラッセル氏の夫人です。
そして、彼女は若くして即位した当時の君主ヴィクトリア女王の側近も数年間努めていたといいます。
彼女は女王からかなり信頼されていたようです。
事実、彼女は気さくで思いやりある人物だったようで、人から愛されるような性格であった模様。
彼女と紅茶には実に深い因縁、、、いえ、関わりがあるんですね。
というのも、何を隠そう彼女が今やイギリスに定着してひさしいアフタヌーンティーを始めた人物だからです。
彼女はウーバンアビーというロンドンから100キロほど離れた場所にある広大な邸宅に住んでいたといいます。
彼女は連日数多くの来客をもてなしていたそうで、多い時はその人数が一万人を超えたなんて記録もあるそうです。
そんな多忙を極める彼女の悩みというものが、
「夕方になるとお腹が減って気分が落ち込む、、、」
というものだったといいます。
なんだか少し笑ってしまうようなかわいい?悩みですが、、、まあ悩みは悩みです。
本人にっては大問題ですわね。
ただ、当時の貴族社会では、朝と社交を兼ねた晩餐(ばんさん)の2食が基本だったため、お腹がすくのも無理はなかったんです。
もっとも、昼にピクニックに行くなんてこともあったようですが、そこで食べるのはチーズにフルーツ、サンドイッチといった軽食。
実質一日2食なわけですから、お腹の虫が騒いでも無理はありません。
そこでアンナマリアさんはお腹の虫をしずめるため、個人的に午後の3時や5時になると紅茶にサンドイッチや焼き菓子をそえたもぐもぐタイムを設ける事としたわけです。
これがアフタヌーンティーの始まりというわけですな。
この彼女の個人的な取り組みは、多くの貴婦人たちから支持を得て大流行することとなります。
実は勘の鋭いあなたがお察しの通り、彼女の邸宅であるウーバンアビーへの来客の中には前述のヴィクトリア女王も含まれていました。
女王はアンナマリアさんのもてなしに大変満足して「わらわも始めるわよ!」といった感じ?でアフタヌーンティーを始めるようになったといいます。
これは当時としては実に画期的な事でした。
当時のイギリスでは、女王の下、貴族の礼儀作法はかなり厳格だったといいます。
そんな時代にあって、勝手に新しい習慣を始めてしまうなんて批判の対象となってしまいかねません。
そんな中、アンナマリアさんは女王に影響を与え自分の作った新しい流れの中に引き込んでしまったのです。
彼女の性格や社交性もさることながら、かなりのセンスというか才覚もすごかったんでしょうね。
やはり、女王の側近にばってきされるだけの事はあったという事ですなあ。
午後の紅茶のパッケージがアンナマリアのイラストに込められた思い
さて、アンナマリアさんがアフタヌーンティーの習慣を始めたというのはいいとして、かんのs
どんな経緯でキリンは彼女を午後の紅茶のパッケージに採用することになったのでしょうか?
キリンビバレッジのマーケティング部において午後の紅茶ブランドを担当している東桃子さんによると、あのパッケージのイラストには
「アフタヌーンティーの創始者と言われるアンナ マリアのイラストをパッケージに描くことにより、本物の紅茶のイメージを強調して日本にもアフタヌーンティーを根付かせたい」
という思いが込められているようです。
当初、イラストはラベルの側面だったそうですが、午後の紅茶のヒットを受け発売2年後に正面に移動したといいます。
そして、2006年と2015年にリニューアルされて、若々しい印象に変わったとか。
確かに、現在のアンナさんは見た目若いよね。
ただ、何度かリニューアルを重ねる中で、一時期イラストがラベルから消えたこともあったようです。
しかし、今となっては「ブランドシンボル」と位置づけられている模様。
紅茶党のわたしとしてはもっと紅茶を飲むのが普通になるといいよなって思ってしまいます。
まあ正直勝ち負けなんてどうでもいいけど、「コーヒ―に負けるな!紅茶頑張れ!」て気分です。
おわりに
この記事は「午後の紅茶のパッケージに描かれてる女性「アンナマリア」とは何者か」と題しておおくりしました。
午後の紅茶のパッケージに描かれていたイラストの女性は、アフタヌーンティーの習慣を始めたアンナマリアさんです。
まさか、当時の厳格な貴族社会にあって、女王を巻き込んで新習慣を作り出してしまうとか本当に恐ろしい才女ですな。
彼女が現代にタイムスリップしてきたら、きっとめっちゃ敏腕のマーケッターになるんじゃないかしら??
なんかそんな気がする。
では!
参考
https://wabbey.net/blogs/blog/annamariarussell
https://withnews.jp/article/f0191031003qq000000000000000W00o10101qq000019727A
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