「ピックレビュー10」クレイトンのウルテムピック0.45㎜使ってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

クレイトンのピックの使用感について気になる人

いろんなピックを試してみたい人

話しのネタが欲しい人等

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー10」クレイトンのウルテムピック0.45㎜使ってみた」という話です。

今回レビューしていくピックは、クレイトンのウルテムピック0.45㎜になります。

本当は0.38㎜をレビューするつもりだったのですが、あいにく近所の島村楽器になかったので0.45㎜でレビューしていく次第。

まあ、ここまで薄いともはや0.07㎜とか誤差でしょ(乱暴)。

最初に結論から言っておくと、クレイトンのウルテムピック0.45㎜は、

「ギタード初心者がピッキングの感覚を身に着けるための第一歩として利用するか、コード弾き主体の人にしかおすすめできない」

です。

いやあ、なっかなか癖つよなピックでしたよ。

なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。

右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。

それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題

「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。

というのも、ピッキング速度の向上により自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。

また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。

自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。

しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?

実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。

そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。

ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。

では、ゆるりとおおくりします。

クレイトンのウルテムピック0.45㎜のスペック

まずは、今回取り上げるクレイトンのピックのスペックについて見てみるとしましょう。

・形状:とライアンゲル

・材質:ウルテム

・厚さ:0.45㎜

・価格:110円(税込み)

今回は「めっちゃ薄いピックで弾くとどんな感触なんだろうか?」と言う事を検証するために、非常に薄いピックを選んできました。

ただ惜しむらくは、ウルテム製のクレイトンのピックには今回の0.45㎜のさらに下に0.38mmがあると言う事です。

本当は、0.38㎜を買ってくる予定だったのですが、近くの島村楽器には0.45㎜までしかなかったんですよね。

まあとはいえ、0.07㎜差なのでそこまでは変わらない、、、と言う事にして、検証していきたいと思います!!

ちなみに、ギター初心者の方は、ピックが弦に負ける感覚をつかむまでは、クレイトンのウルテム製ピックの0.8㎜を使うことがおすすめです。

クレイトンのウルテムピック0.45㎜の音の特徴

クレイトンのウルテムピック0.45㎜で弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・高音がやや強め

・中低音の出力が弱め

・アタック音はやや弱め

クレイトンのウルテムピックでピッキングすると、基本的にはやや高音が強調された軽い音が出ます。

いわゆる、抜けのいい音がするって感じです。

そして、アタック音に関しては、エッジの立った尖った音はせず比較的丸い音がします。

クレイトンのウルテムピック0.45㎜での弾き心地等についてはいかに?

クレイトンのウルテムピック0.45㎜での弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。

・非常にしなるので硬いピックに慣れている人は少し慣れるまできつい

・弦離れが非常に良い

・ピッキングが軽い力でできる

・アーティキュレーションをつけるには少し技術が必要になるかも

・音量を稼ぐためには技術が必要

・ピックが大きめなので小回りが利きにくい

・ピックの先端が丸いのでスピードが出しにくい

わたしが普段1.0㎜程度のピックボーイハイモジュラスを使っているからでしょうが、「ピックが薄すぎるとやや弾きにくい」印象ですよね。

特に、アーティキュレーションや音量を調節しようとすると、ピッキング技術がある程度身についていないと結構大変な印象はあります。

具体的にいうと、必要に応じてピックを握りこむ深さを変えないといけなくなるといった具合です。

そして、これはトライアングル型のピック全般に言えることですが、「グリップは安定するけど、小回りが利きにくいのでちょっと使いにくい」ですかね。

しかし、逆に「全くのギター初心者」にとっては、「ピックが弦に負ける感覚をつかむための第一歩」としてクレイトンのウルテムピック0.45㎜は最適かと思ったりしますよね。

ただ、このような薄くよくしなるピックをずっと使っていると、将来的にピッキングの技術が育たない気がしますので、個人差はあるでしょうが「弦にピックが負ける感覚」を少しでもつかんだらすぐにでもピックの厚みを増やしていった方がいいと思います。

おそらく、クレイトンのピックでいうなら0.8㎜位の厚さが一番バランスいいと思いますね。 

クレイトンのウルテムピック0.45㎜はどんなプレイに向いている?

クレイトンのウルテムピック0.45㎜は、カッティング主体のプレイをする人、つまりは弾き語りをする人に向いている印象です。

そして、本ピックのような弦離れがよくてしなるピックは、ギターを始めたばかりの人が「ピックが弦に負ける感覚を身に着けるための第一歩」としても有用です。

ただし、トライアングル型のピック全般に言えることですが、トライアングル型のピックはグリップが安定する一方で小回りが利かないので、テクニカルなフレーズを弾くのにはあまり適していないと思うんですよね。

実際、わたしは結構弾きにくい印象でした。

クレイトンのウルテムピック0.45㎜の評判

では、最後にクレイトンのウルテムピック0.45㎜の評判を見てみたいと思います。

ふむ、やっぱり薄すぎるとスピードが出にくくてソロには向いていないみたいですね。

今回のクレイトンの0.45㎜に限ったことではないですが、薄いピックは基本的にコード弾き主体のプレイをする人にしかおすすめできないでしょうね。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー10」クレイトンのウルテムピック0.45㎜使ってみた」と題しておおくりしました。

クレイトンのウルテムピック0.45㎜は、実際に弾いてみるとやや高音が強調された音が出る非常にしなるピックです。

上述したように硬いピックに慣れた人からしたら相当弾きにくいですし、アーティキュレーションもつけにくい印象ですよね。

ただし、コード弾き主体の人には向いていると思います。

また、ギター初心者が「ピックが弦に負ける感覚」を身につけるには、もってこいだと思いますので賢く使い分けて行きたいものです。

では!

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