「ピックレビュー11」ヒストリーのティアドロップ型ピック使ってみた

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

ヒストリーのティアドロップ型ピックの使用感が知りたい人

いろんなピックを試してみたい人

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「ピックレビュー11」ヒストリーのティアドロップ型ピック使ってみた」という話です。

今回レビューしていくピックは島村楽器のオリジナルブランドとして有名なヒストリーのウルテム製ピックになります。 

結論から先に言うと、

「滑りにくくグリップが安定しほどほどにしなるのでカッティングには向いているが、速弾きは微妙」

って感じです。

ちなみに、ギターのピッキング速度をBPM300の16分以上の速さにしたい人は、よかったらわたしのnoteを参考にしてみてくださいな。

では、ゆるりとおおくりします。

ヒストリーのティアドロップ型ピックのスペック

まずは、ヒストリーのティアドロップ型ピックのスペックについて見てみるとしましょう。

ヒストリーティアドロップのスペックは以下の通り。

形状:ティアドロップ

厚さ:medium(多分0.8㎜位と予想)

素材:ウルテム

ヒストリーは島村楽器のオリジナルブランドで、ある意味当然ですが島村楽器の店舗ではよく売れているようです。

今回取り上げるティアドロップ型は、実際に今村楽器ららぽーと横浜店で店員の方に確認してみたところ非常に売れ行きの良い商品の一つでした。

※ほかにも以前レビューしたジムダンロップのトーテ-ックスやマスター8も売れ行きが良かった。

どうやら、店員の方によるとギター初心者の方が購入することが多いとの事。

たしかに、材質がウルテムであることを考えると弦離れがよく弾きやすそうではありますよね。

さてさて、実際のところはどうなのか?

ちょっと検証していくとしますかね。

ヒストリーのティアドロップ型ピックの音の特徴

ヒストリーのティアドロップ型ピックで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、ざっと以下のようなものが挙げられます。

・高音域はひかえめ

・中低音域成分強めの丸い音

・アタック音はよわめ

当ピックは、全体的に丸くバランスのいい音をしている印象です。

中低音域がよく出るのでペラペラな音ではありませんし、高音が変に強調されることもないので非常にマイルド。

そして、アタック音はあまり目立ちません。

本ピックは、オールラウンドなサウンドをしていると言えそうです。

ヒストリーのティアドロップ型ピックでの弾き心地等についてはいかに?

ヒストリーのティアドロップ型ピックでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。

・弦離れは悪くないけどちょっと微妙

・先端がほどよく丸いので弦抵抗は少ない

・先端の形状がかなり鋭角なので握る深さに気を使う

・カッティングは基本的にはやりやすい

・ほどよくしなる

・ピック表面と裏面にある滑り止めのおかげでグリップが安定する

当ピックは、ウルテム製なので弦離れ自体は悪くないのですが、クレイトン等他のウルテム製ピックと比べるといささかピックに弦がまとわりつくような感覚があります。

このようなピックに弦がまとわりつくような感覚は、よくとらえれば「ピッキングの安定にとってプラス」と言えそうですが速弾きには向いていない気がしますね。

また、ピックの先端に向かう傾斜がかなり鋭角なので、少しピッキングコントロールが要求される気もします。

握りこむ深さやピックを持つ手の緩まさ方には結構気をつけないと上手く弾けないかもしれませんねえ。

ただ、ピックがほどよくしなるので、それほど扱いにくい印象はないです。

ヒストリーのティアドロップ型ピックはどんなプレイに向いている?

ヒストリーのティアドロップ型ピックで弾いてみて、わたしは

「本ピックはあんまりテクニカルなプレイには向いておらず、どちらかといえばコード弾き向き」

との印象を持ちました。

上述の通り、本ピックはウルテム製にしてはあまり弦滑りがいい印象はなくピック先端に向かう角度もかなり鋭角なので握りこむ深さを変えることが重要になる印象で割と気を使うことが多いです。

ただ、程よくしなるので基本的にカッティングはやりやすいと思います。

※ただし、BPM120以上で32分を弾こうとすると、先端に向かう傾斜が急であることが災いして弾きにくい印象がある。

なお、本ピックは、初心者の方がピックが弦に負ける感覚をつかむのには、あまり向いている気はしません。

ギター初心者の方が弦がピックに負ける感覚を会得するためには、クレイトンのウルテム製ミディアムの方がいい気がしますね。

ヒストリーのティアドロップ型ピックの評判

では、最後にヒストリーのティアドロップ型ピックの評判を見てみたいと思います。

ふむ、やはり本ピックの先端に向かっての鋭角さが気になる人もいるようですね。

そして、クレイトンミディアムよりも本ピックの方が張りのある音がするというのは少しだけわかる気もします。

クレイトンよりは若干心持ち高音が出るので音像が引き締まっている気しますよね。

まあ、これはわたしの主観にすぎませんが。

おわりに

この記事は「「ピックレビュー11」ヒストリーのティアドロップ型ピック使ってみた」と題しておおくりしました。

ヒストリーのティアドロップ型ピックを実際に使ってみて、あんまり速弾きには向いていない気がしたい次第。

とはいえ、テクニカルなプレイをするのでければそんなに問題視するほど弾きにくいと思いませんし、むしろ一般的には弾きやすい部類に入ると思います。

ただ、やっぱり先端に向けての鋭角さと弦離れに関しては、個人的に気になるかなあって感じです。

まあ、実際に使ってみてくださいな。

では!

参考記事等

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速弾きに適したピックは何か少し考察してみた(エレキギターの場合)

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「ピックレビュー15」グローバーオールマンのヴィンテージセルロイド使ってみた

「ピックレビュー39」ヒストリーの渡辺香津美モデルピック使ってみた

参考

https://store.shimamura.co.jp/ec/pro/disp/1/mt0002963?sFlg=2


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