「友達が彼氏から誕生日にクスミティーのアナスタシアって紅茶をもらって以来、その紅茶にドハマりしてるっていっていたわ。アナスタシアってそんなおいしいの?」
ふむ、美味しいとは思うねん。
それに多分割と万人受けすると思う。
オニギリス!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「クスミティーのアナスタシアを飲んでみた。美味しいのかまずいのか検証」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
- 変わった紅茶を飲んでみたい人
- フレイバーティーに興味がある人
実は以前、わたしはもう一つのブログ「オニギリス」の方でアナスタシアのレビューをしたことがあります。
しかし、その時は「美味しい!」という気持ちが先行して実に客観性の薄いレビューとなってしまいましたので、ここで改めてもう一度「かなりガチで」味等について言及してまいりたいと思う次第。
ちなみに、わたしはいつも以下の記事のように紅茶を入れている次第。
正規の紅茶の入れ方について知りたい人は以下の記事を参照くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
クスミティーのアナスタシアってどんな紅茶なの?
クスミティーは1867年にロシアのサンクトペテルブルクでパヴェル=ミハイロビッチ=クスミチョフさんにより設立された紅茶ブランドであり、現在はフランスのパリに本社を置いています。
ふむ、設立はロシアであるものの今の本社フランスなんですねえ。
なんか不思議な感じがしますな。
実は1971年、クスミチョフさん一家はロシア革命の混乱から逃れるためにワークショップを兼ね備えたアトリエをパリのニエル大通りに移したんだそうです。
こうして、クスミティーというメゾンが誕生することになります。
クスミティーの歴史についてのさらなる詳細は以下参照。
参考
https://www.kusmitea.jp/pages/kusmi-tea-150-years
アナスタシアはブラックティーに、ベルガモット、レモン、ライム、オレンジの花の香りをブレンドしたフレイバーティーであり、世界的なベストセラーです。
日本でも不動の人気だそう。
ちなみにアナスタシアは、ロシアのロマノフ王朝時代の皇帝ニコライ二世の皇女アナスタシアのストーリーからインスピレーションを受けたメゾン創業者のクスミチョフさんが自らレシピを創出したものなんだそうな。
なお、紅茶の原産国は以下の通り。
- 中国
- ベトナム
- スリランカ
- イタリア
- メキシコ
- フランス
んー、実にいろんなところから茶葉を調達しているんですなあ。
加工はフランスだそうな。
茶葉は結構は結構細かいですな。

味はコクが豊か
まずは、アナスタシアの味について見ていきましょう。
味に関しては、全体的に複雑な味わいであり俗にいう「コクがある」といった感じです。
、、、もしかして、このアナスタシアってダージリンベースなんかな??
まあ、知らんけど。
そして、目立った渋みはありません。
また、後味はレモンに由来すると思われる微弱な酸味が感じられますね。
フレイバーティーにありがちなパターンとして、「香りに重点を置く一方で、茶葉の品質をなおざりにする」というものがあります。
しかしアナスタシアでは「コクがあるのに渋みがほぼない」ので、良質な茶葉が使われているんだと思うんですよね。
少なくともわたしはそう感じます。
非常に味わい深い良質な紅茶だと思いますねえ。
レモン等の酸味も主張が強すぎないので心地いいです。
ということで、アナスタシアの味に関しては星4.5でしょう。
香りは非常に奥が深く立体的
では、次は香りについて見ていきましょうか。
香りについてはかなりベルガモットが前面に出てきている印象です。
口に含んだ瞬間に真っ先に感じ取れる香りは「間違いなくベルガモット」ですね。
ベルガモットの香りを核として、そこにやや抑えめなレモンやオレンジ、ライムの香りが混然一体となり一つにまとまっている感じですねえ。
うまく言えませんけども、非常にバランスのいい香りとなっています。
香りのベースはベルガモットなので全体的に落ち着いたビターな香りですが、そこにレモンとオレンジがほのかに爽やかさを添えている感じです。
しかし、それでいて「紅茶の茶葉自体のやや香ばしい香り」もシッカリと香っています。
んー、フレイバーティーというと着香に使われた香料の香りが前面に出過ぎて、茶葉自体の香りがかき消されたりする事がよくあるのでこのバランスは絶妙ですねえ。
ただ、個人的にはもう少しだけレモン強めでもいいかなと思ったりします。
そうねえ、、、香りについては星4.6って感じでしょうかなあ。
残り香はほのかに爽やかだけで落ち着いて趣がある
では、最後に残り香について見ていきましょうかね。
アナスタシアでは、口に含んだ直後に一番感じる香りは「ベルガモット」ですが、しばらく口に含んでいると次第にベルガモット以外の香りである「茶葉の香ばしさやオレンジ、レモン等」の香りが時間差でその存在を主張し始めます。
そして、口内の紅茶液が減っていくにつれレモンやライムのやや酸味のある香りや味が口に含んだ直後よりも強く感じ取られるようになってきますね。
しかし、飲んだ後はベルガモットの香りの中に微弱なレモン、オレンジの香りが漂っているといった雰囲気に落ち着くような気がします。
んー、全体的に落ち着いているが、だからといって爽やかさや華やかさを決して失なっていないという絶妙な香りといった感じです。
んー、これ計算しているんだとしたら凄いですな。
アナスタシアの残り香については、4.6って感じですかね。
アナスタシアは、ストレートでもミルクティーでも行けるバランスのいい紅茶
クスミティーのアナスタシアは全体的にバランスが非常にとれた紅茶といえます。
味に関して言うなら、茶葉自体の味が「渋みが少なくコクがある」でありそこにレモン等の微弱な酸味が華を添えて格好です。
香りに関しても、ベルガモットを核としてレモン等の爽やかな香りが一つのまとまりをなしておりとても調和がとれた香りですね。
なので、ストレートでいただこうとミルクティーでいただこうとどちらでも何ら問題ない紅茶といえましょう。
フランスの紅茶というと香りに重点が置かれたモノといった印象ですので、人によっては「香料によって茶葉自体の香りが判別できなくなる」なんて事態を危惧するかもしれません。
しかし、このアナスタシアに関してはそのような心配はいらないでしょう。
やはり、良いフレイバーティーとは「茶葉自体の質を損なわないように着香がなされたもの」なのでしょうねえ。
アナスタシアの評判はどんなもんなん?
では、最後にアナスタシアの評判について軽く見てみたいと思います。
ふむ、めっちゃ大好評ですなあ。
まあ、そりゃそうよね、めっちゃおいしいもんねえ。
おわりに
この記事は「クスミティーのアナスタシアを飲んでみた。美味しいのかまずいのか検証」と題しておおくりしました。
では、アナスタシアの味等について総括です。
アナスタシアの味等の評価は以下の通り。
味:4.5
香り:4.6
残り香:4.6
んー、今回のアナスタシアのレビューは大雑把でノリの強いレビューではなく「かなりガチ」で臨ませてもらいました。
んー、やっぱり何回飲んでも美味しいねえ、、、。
伊達にクスミティーの代表作じゃないね。
、、、と、改めて今回思いましたとさ。
飲んだことない人は、一度は飲んでみるといいと思います。
では!
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