今回は以下の様な方に向けておおくりします。
JOPのティアドロップ型ピックの使用感について気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「ピックレビュー21」JOPのjazz1ティアドロップ使ってみた」という話です。
今回レビューしていくピックはJOPのjazz1ティアドロップ型ピックになります。
結論から言うと、JOPのピックは、
「音質面ではピックボーイのハイモジュラスとほぼ同じで、ややグリップが強力で滑りにくい」
といった感じです。
おそらく、本ピックは、速弾きを含むテクニカルなプレイをする人に適したピックと言えるでしょう。
なお、自分の右手のピッキング速度の限界を超えてみたいのなら、一からあなたがピッキング速度の向上に関する方法論を考えるよりも、一応サンプルは少ないながらも「わたしは自分なりに方法を編み出して、限界速度を大幅に上げた」のでわたしの方法を参考にしてみるのも手だと思います。
右手のピッキング速度が上がれば、速弾きや半拍三連、32分といった高速カッティンングといったテクニカルな演奏技術の習得を行う上でその効率と各技術の精度は格段に上がります。
それなりに、ギターを弾いてきたとかテクニカルなギターに興味があるという人であれば、右手のピッキング速度の向上はもはや自分のギターライフの行く末を左右するレベルの重大課題。
「右手のピッキング速度はギターを楽しみ続ける希望を与えてくれる非常に重要な存在」と言っても言い過ぎではありません。
というのも、ピッキング速度の向上により「自分が練習して弾けない曲は物理的にはほぼ存在しないはずだ」という自信がつきどんな難曲にも心おれず立ち向かっていく事が出来る可能性が高まるからです。
また、速度上限が高ければ高いほど、余裕をもって正確にニュアンス豊かに弾ききることのできるフレーズの幅が増えます。
自分の余裕いっぱいいっぱいの速度では細やかな表現力を発揮するなどまったくもって不可能です。
しかし、多くの場合、我流で練習を重ねても右手のピッキング速度がなかなか上がらないのが現状ではないでしょうか?
実は、わたしも今でこそ、かの元ギネスホルダーのティアゴ=デラベガさんのようにBPM600の16分以上でのピッキング速度が出せるようになっていますが、本格的に速度向上の練習を始めるまではどんなに頑張ってもせいぜいBPM320行くかどうか程度でした。
そこから、いろいろと試行錯誤を重ねて自分なりにピッキング速度を向上させる方法を見つけ実践し今に至ります。
ピッキング速度向上の方法の詳細はノートに書いていますので、「今よりも速いピッキング速度が出力できる右手をを手に入れて、色んな難曲やテクニカルなフレーズに挑戦していきたい」という方はぜひご覧くだされ。
では、ゆるりとおおくりします。
「ピックレビュー21」JOPのjazz1ティアドロップ使ってみたのスペック
まずは、JOPのjazz1ティアドロップのスペックについて見てみるとしましょう。
形状:ティアドロップ
厚さ:1㎜
材質:ナイロン
おっと、本ピックの素材はナイロンですか!!
なんか、最近立て続けにナイロン製ピックのレビューをしていますなあ、、、。
偶然にしてはよくできすぎているぞww
ま、いっか。
次に、公式サイトから商品説明を引用してみます。
D社のJazzピックをお使いの方は是非お試しください!
さっと手のひらに納めて、さっと握り直すことができます。
Jazzギターに最適なピックです。
Jazzギターに限らずRockギターの方もお試しください。
引用:https://shop.jop-style.jp/?pid=46787879
D??、、、、D社って何??
ジムダンロップ社の事でしょうか、、、、?
ちょっと、判然としませんが、なんだか変わった商品説明文ですよねえ、、、。
ちなみに、このJOPのジャズ1はプロギタリストの太田雄二さんのシグネイチャーモデルとの事。
JOPのピックは、静岡県に本拠とするJOP株式会社の生産するピックであり、複数の曲面や直線を組み合わせた独特な形状をしております。
※JOP株式会社の詳細は以下。
参考
https://jop-style.jp/pick/about.html
今回とり上げるジャズⅠの他にもジャズシリーズにはジャズ2やジャズ3があり、それぞれ実に独特な形をしている模様。
実際に、今回とり上げるジャズⅠを見てみましょう。
なんだか、ピック先端が首れているような感じですよね。
本当変わった形です。
これはどんな音がするのか楽しみですな。
JOPのjazz1ティアドロップの音の特徴
JOPのjazz1ティアドロップで弦を弾いた際に出る音の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・高音がかなり強調される
・中低音域成分は比較的出力される
・低音域成分はほどほどにでる
・アタック音は結構強め
音の全体的な傾向はほぼ私が常用しているピックボーイのハイモジュラスと同じ感じです。
ただ、中音域成分はピックボーイの枚モジュラスよりもやや出力されている印象ですね。
「ピックボーイって弾きやすいけど、なんか音がとがっててすきじゃないんだよなー」とか「ピックボーイだといまいちダウンピッキング時に音圧が出ないんだよな」という人には、JOPのジャズ1はおすすめできます。
JOPのjazz1ティアドロップでの弾き心地等についてはいかに?
JOPのjazz1ティアドロップでの弾き心地等について感じたことを列挙すると以下の通り。
・弦離れが良い
・急なスピード変化に対応しやすい
・アーティキュレーションがつけやすい
・比較的滑りにくいのでグリップが安定する
JOP1のジャズ1は、ピックボーイのハイモジュラスとサウンド面でかなり類似点が多かったですが、操作面でも割と似た傾向があります。
ただ、「グリップの安定性」に関してはJOPのジャズⅠの方がかなり上です。
ピックボーイのハイモジュラスは、表面が非常にさらさらしているので、非常に滑りやすいので少し慣れないと扱いが難しいですが、JOPのジャズⅠはそこまで扱いにくくありません。
手汗が多い人でもある程度は安心して使えそうです。
ただ、弦離れの良さに関してはやはりピックボーイのハイモジュラスにかなりまけています。
まあ、中々ここのバランスは難しいですよねえ、、、。
もし、グリップの安定性と弦滑りを高度な次元で両立したいのなら、DAVAのピックのようにピック上部と先端で異素材、例えば上部をラバー素材にして下部をカーボンナイロンにするとよさそうです。
まあ、今後そんなピックが出てきたら面白そうですなあ。
JOPのjazz1ティアドロップはどんなプレイに向いている?
JOPのjazz1ティアドロップは、
「音質的に極端な偏りもなくオールラウンドに様々なジャンルに対応できるピック」
といった印象です。
サウンド面での特徴は、以前とり上げたピックボーイのハイモジュラスと基本的には同路線ですが、JOPのジャズⅠの方が中音域成分の出がいいので万能向きといった感じがあります。
そして、本ピックはピックボーイのハイモジュラスと比較するとやや弦離れはよくありませんが、それでもテクニカルなフレーズを弾く際に支障になるようなレベルではないし、むしろピック全体からしたらかなり弦離れのいい方です。
そのため、いろんなジャンルに使えると思います。
とはいえ、やはり高音域成分の出力は多めなので、人によっては耳障りかもしれませんね。
まあ、、、これは好みって感じですかな。
JOPのjazz1ティアドロップの評判
では、最後にJOPのjazz1ティアドロップの評判を見てみたいと思います。
どうやら、JOPのピックの先端の独特な形状がサウンドのクリアさに寄与していると感じている人もいるようですな。
まあ、個人的にも納得です。
おわりに
この記事は「「ピックレビュー21」JOPのjazz1ティアドロップ使ってみた」と題しておおくりしました。
JOPのジャズ1は、サウンド面ではかなりピックボーイのハイモジュラスと近いものがあります。
そして、弾き心地に関してはやや弦離れという点では、JOPのジャズ1はハイモジュラスに負けますがその代わりグリップが安定している印象。
いずれにせよ、本ピックが汎用性の高いピックであることに間違いはないでしょう。
まずは、実際に使ってみるといいと思います。
では!
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