雲南紅茶ってどんな特徴を持った紅茶なん?

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

・雲南紅茶について少し詳しく知りたい人
・色んな紅茶を飲んでみたい人
・話しのネタが欲しい人等

オニギリス!

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「雲南紅茶ってどんなんな特徴を持った紅茶なん?」という話です。

雲南紅茶というものをあなたはしっているでしょうか?

多分、紅茶にある程度詳しい人でないと、「ん?何それ?」となるかもしれません。

雲南とは雲南省に由来しているのですが、ここはプーアル茶の一大産地でもあります。

おそらく、ここ日本で中国茶の知名度はそこまで高くないでしょうが、プ―アール茶なら知っている人は多いかもしれません。

雲南紅茶はそんなプ―アール茶の一大産地である雲南省でつくられる紅茶でありプ―アール茶とは別物です。

今回は雲南紅茶について詳しく見てみるとしましょう。

気になったら実際に飲んでみるのがおすすめです。

楽しめる紅茶の幅はどんどん広げていきたいもんですしねえ。

この記事は日本紅茶協会編『紅茶の大事典』を参考にしています。

なお、世界の紅茶産地を概観したい人はリンクからどうぞ。

では、ゆるりとおおくりします。

雲南紅茶ってどんな紅茶なのか?

雲南紅茶とは、プ―アール茶の一大産地である雲南省で作られる紅茶です。

ちなみに、雲南省の古称が「滇(てん)」であることから、雲南紅茶は「滇紅(てんこう)」と呼ばれることもあるとか。

雲南省では、1700年以上もの昔から自然に繁茂する茶樹を利用しお茶の生産がおこなわれてきたといいます。

※雲南省にある茶樹には小葉の中国種と大葉のアッサム種(紅茶に向いている品種)、そして中葉種等といった様々な種類があるという。紅茶に用いれるのは雲南大葉種と言われるアッサム種の近似種である。

しかし、紅茶の生産に関しては、20世紀後半に差しかかってからだというので、雲南紅茶の歴史は比較的浅いといえるでしょう。

ちなみに、プ―アール茶と紅茶はそもそも製法からして違うので全くの別物です。

具体的に言うとプ―アール茶は黒茶というものの一種であり菌類発酵という製造方法によって作られます。

対して、紅茶は茶葉に含まれる酸化酵素を利用した発酵方法をとるのでまるで別物なんですな。

※酸化酵素による発酵とは具体的に言うと、タンニン(カテキン類)が、茶自身がもつポリフェノールオキシダーゼやペルオキシダーゼといった酸化酵素により酸化重合されてテアフラビン、テアルビジンといった紅茶成分に変化することである。

雲南紅茶はどんな環境で作られるのか?

さて、次は雲南紅茶が作られる地理的な条件等について軽く確認してみたいと思います。

雲南省の地理的条件
地理中国南西部に位置。症の南西部でミャンマー、南部でラオスとベトナム、北西部でチベット自治区と接している。
収穫時期3~11月
製造方法ほぼオーソドックス製法だが一部CTC製法
気候南部の低地は亜熱帯だが、北部高山地帯では亜寒帯気候。インド洋からのモンスーン(季節風)の影響で、11~4月は乾季、5~10月は雨期となる。気温は一年通して15度~20度と温暖だが、昼夜の気温差は10度程となる。

雲南紅茶ってどんな味なん?

さて、では最後に雲南紅茶の味やクオリティーシーズン(旬)等について触れておきたいと思います。

雲南紅茶のクオリティーシーズンや茶葉の形状等については下表のとおり。

雲南紅茶OPタイプの傾向と雲南紅茶のクオリティーシーズン 
雲南紅茶のクオリティーシーズン3~4月が春摘み茶、5~7月が夏摘み茶、8~9月が雨季茶、10~11月が秋摘み茶。
茶葉の外観黒褐色で明るい褐色のチップ(芽)が含まれる
水色赤褐色~橙色
渋みが弱くほのかな甘み、やや強いコクがある
香り独特でスパイシーな香りがする

※OPとは葉の形状であるオレンジペコの略の事。

※雲南紅茶は仕上がり品(春)に他の中国茶と比較して金芽(ゴールデンチップ)が多いとされる。

なお、味等を5を最高として数値化すると以下のようになる模様。

 香りコク水色の濃さ渋み
雲南紅茶OPタイプ

上述したように、雲南紅茶に使われている茶樹はアッサム種そのものではないので、味わいがアッサムに似てはいるけドマイルドって感じなんだそうな。

なんか、面白いもんです。

ちなみに、ロンネフェルトでも雲南紅茶の取り扱いはあるので気になる人は飲んでみるといいでしょう。

商品名が「ユンナン」ですがまぎれもなく雲南紅茶ですので心配ないです。

てか、本当にロンネフェルトなんでもあるなww

おわりに

この記事は「雲南紅茶ってどんなんな特徴を持った紅茶なん?」と題しておおくりしました。

今回はここ日本ではあまりなじみがないであろう雲南紅茶について取り上げてみた次第。

まさか、ゴールデンチップが多いとはねえ、、。

雲南紅茶も結構おいしそうですねえ。

色んな紅茶を飲み比べてみたいものです。

では!

参考記事等

元祖フレイバーティーのラプサンス―チョンってどんな紅茶なのか

シンプルに飲むのに飽きたら、紅茶の飲み方を工夫してみよう


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