「世界三大銘茶とかってよく聞くけど、その3つって一体なんだっけかな??あと、何で世界三大なのかねえ、、、、。」
ふむ、世界三大銘茶ってよく聞くよなあ。
オニギリス!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「世界三大銘茶って何?そもそもなんで「世界三大」っていうんだ?」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
世界三大銘茶について知りたい人等
紅茶について興味がある人の中には「世界三大銘茶」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
なんか、「世界三大」とか言われるとかなりのインパクトですよねえ。
ます、結論を言っておくと、世界三大銘茶とは「ダージリンとウバ、キームン」の3つです。
でも、なんでこの3つが「世界三大銘茶」なんでしょうか?
なお、世界の紅茶産地を概観したい人はリンクからどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
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世界三大銘茶ってなあに?
世界三大銘茶とは「ダージリンとウバ、キーマン」の3つの紅茶です。
以下それぞれの紅茶について簡単に補足してみたいと思います。
ダージリン
ダージリンは、インドの北東部に位置するダージリン地方のヒマラヤ山麓の標高2,000メートルを超える高地で栽培される紅茶です。
ダージリンは爽快感のある引き締まった渋みや深いコクのある味わいが特徴であり、そのフルーティーな香りのために「紅茶のシャンパン」とも呼ばれているそうです。
そして、ダージリンはその収穫時期によって茶葉の色や紅茶の色、風味が大きく異なりる模様。
その収穫時期によりダージリンの茶葉は下表のように3つに分類されます。
クオリティーシーズン | 収穫時期 | 茶葉の状態 | 紅茶の水色 | 風味 |
ファーストフラッシュ | 3〜4月 | 柔らかい新芽、緑色の茶葉 | 明るい黄金色 | 爽やかで若々しい風味、ほどよい渋み |
セカンドフラッシュ | 6〜7月 | しっかりした葉、褐色の茶葉 | 薄いオレンジ色 | マスカットフレーバー、味とコク、香りのバランスが良い |
オータムナル | 10〜11月 | 厚みのある葉 | 深いオレンジ色 | 渋みが強く、甘みとコクが深い |
なお、ファーストフラッシュは新茶なので希少価値の高い茶葉であるそうな。
ストレートで飲むのがいいそうです。
ウバ
ウバは、セイロンティーの一種でありスリランカ南東部にあるウバの高地で栽培されます。
クオリティーシーズンは7~9月となっている模様。
さらにセイロンティーについて詳しくは以下の記事参照。
キーマン
キーマンの産地は、中国の安徴省(あんきしょう)の西南部、1800m以上を誇る黄山山脈と江西省の省境近くにあります。
キーマンは蜜に蘭の花の香りを思わせる独特な香りや甘みを持つ柔らかなコク、深い真紅色等が特徴の紅茶です。
その品質は、中国特有の品質区分により「超特級、特級、一級、二級、三級」等といったように分類されるとのこと。
4月~7月に茶摘みが行われ、4月上旬に最高品質のものが採られるそうです。
なお、高品質のものはエリザベス女王も愛飲しているそうな。
世界最大3大銘茶って何で世界三大なん?
さて、では次にどうして上記「ダージリン、ウバ、キーマン」の3つをもって「世界三大銘茶」と呼ぶのかについてです。
実は、この区分は今となっては「日本だけでしか通用しない分類」のようですねえ。
そう、もはや「過去にそう呼ばれていた」にすぎないという事です。
なお、なぜ過去にこのように呼ばれていたかについては、判然としていません。
しかし、この三大銘茶の中のキーマンに関しては、1915年にパナマ運河開通と、太平洋発見400周年を記念してサンフランシスコで開催されたサンフランシスコ万国博覧会で金賞を受賞した事がゆえんであるといわれているそうな。
1925年と言ったら、、、、90年くらいも前のことですなあ、、、、。
そんなわけなので、世界の紅茶に関する情勢は当時からかなり変わっています。
例えば、以前ウバ茶の評価が大変高かったのは事実ですが、今となってはスリランカの紅茶関係者の多くが、ヌワラエリアをスリランカ紅茶として最高のものと認識しているそうです。
また世界的に見ると、スリランカ産の紅茶としてはルフナの人気が一番高いそうで、近年のコロンボのティーオークションのプライスレコードの多くはルフナの紅茶が取っているのだとか。
しかも、近年のこのルフナ人気にあやかろうと、ウバ茶はルフナ風に製茶されることが多くなってしまっているようですね。
、、、、もうこれって、完全にウバ茶がルフナに人気で負けてしまっているってことですよなあ、、、。
こういった、事実を踏まえると、「世界三大銘茶」という分類や呼称はもはや「昔はすごかった」というなんだか悲しい過去の栄光となってしまっているようですねえ、、、、。
インパクトが強いだけになんかがっかり感がハンパないっすね。
おわりに
この記事は「世界三大銘茶って何?そもそもなんで「世界三大」っていうんだ?」と題しておおくりしました。
世界三大銘茶とは「ダージリン、ウバ、キーマン」の3種類の事です。
ただ、この「世界三大銘茶」という栄誉ある称号はもはや過去のものであり、今や日本でしか通用しないもののよう。
例えば、現在はウバはルフナに完全に追い抜かれてしまっている様子。
まあ、世界でどの紅茶がどう評価されているかは多少気なるけど、「自分が紅茶を楽しむ」って事が一番大事よね。
では!
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