今回は以下のような方に向けておおくりします。
・紅茶の味についてよく言われるコクとは一体何なのか気になる人
・話しのネタが欲しい人等
「紅茶好きな友人がよく「この紅茶はコクがあるなあ~」とか言っているけども、そもそもコクって何なの??どんな味の事かよく分からんのだけど、、、、。」
確かに、、、「コクがある」って言われても、正直具体的にどんな味の事なのかわからんよねえ。
オニギリス!
紅茶党のギタリストで心理カウンセラーのおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「コク」って何?コクのある美味しい紅茶を飲みたいなら何がいい?」という話です。
紅茶の味を語るうえで、コクと渋みというものは非常に重要です。
紅茶の渋みは主にタンニンに由来していますが、そもそも「コク」とは何なのでしょうか??
「この紅茶はコクがある」と言われても、「はあ、、、コクねえ、、、」と小首をかしげてしまう人は結構いるのではないかと思うんです。
正直、コクと言われても、具体的にどんな味なのかよく分かりませんものね。
まあ、それもそのはず。
コクとは具体的な味の事ではないですからねえ。
じゃあ、どんな味の事なのか?
今回はコクについて少し理解を深めてまいりたい!
なお、紅茶の入れ方や入れるために必要な道具についてはリンク先の記事からどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
クスミティーは創業150年を誇るフランスを代表する老舗ティーブランド。そのレシピは独創的でそのフレーバーはモダンで革新的。クスミティーは以下の様な方にお勧め。
- フレイバーティーの本場フランスの本格的なフライバーティーを味わってみたい人
- オーガニックにこだわった良質な紅茶が飲みたい人
- 健康志向の人
- ユニークで好奇心をそそるフレイバーに出会いたい人
- 多少高価でも美味しい紅茶を飲みたい人
- 紅茶缶をインテリアとして利用したい人
クスミティーの全てのプロダクトは最高級の原料を使用し、フランスのワークショップで丁寧に製造されています。その豊富なラインナップは一日の様々なシーンを優雅に彩ります。
また、茶葉の入っている缶は、可愛らしくも気品あふれておりインテリアや贈り物にも最適。ぜひ、フレイバーティーの本場フランスの本物の気品ある味に触れてみて下さい。
コクとは一体何なのか??
コクとは端的に言うと、「味の総和の事」です。
いきなり抽象的で申し訳ないですが、コクという言葉に明確な定義はそもそもなく、コクとは
「基本味を始めとして香りや食感、濃厚感(持続性)じzや広がり、複雑さ等をあわせもったもの」
と解釈されているからなんですね。
※基本味(きほんあじ)とは甘味、うま味、苦味、塩味、酸味の五つの事。
※コクの語源には、「濃く」ないし、中国で穀物が熟したことを表す「酷」があるとされる。
よって、「このダージリンはコクがある」と言っても、それを言った人は「具体的に~な味がする」とは言っていないってことですな。
ただ、ここで気をつけておかねばならないことに「そもそもコクと美味しさは必ずしも同じではない」という事と、「「コク」は客観的評価に基づいて数値化が可能だ」といことです。
※おいしいは主観だが、コクは基本味と味の複雑さと広がり、持続性から客観的に観測可能。
コクがあるからと言って美味しいわけではないというのは人によっては盲点かもしれません。
おそらく人生で「なんかこの食べ物って何とも表現できない気持ち悪い味がするなあ、、、」と思った体験がある人は多いと思うんです。
その時の体験を思い出してみると、「コクがあるからと言って美味しいわけではない」という事の意味がある程度分かると思います。
この場合、その美味しくないと思った食べ物の核となる味をあなたは「おいしくない」と認識しているので、そこにコクがあるかは問題ではないんです。
そもそもおいしくもないものにコクがあったところで、かえって嫌な気分になるだけでありがたくないでしょう。
コクがあっておいしい紅茶を飲みたいなら何を選んだらいいのか?
さて、コクが大体「味の複雑さ」の事だと了解したところで、今度はコクがあっておいしい紅茶にはどんなものがあるのかについて考えてみたいと思います。
一概に断定はできないものの、一般にコクがあるといわれる紅茶の品種は以下の通り。
- アッサムBOP
- アッサムOP
- アッサムCTC
- テライCTC
- ドアーズCTC
- ディンブラBOP
- ルフナBOP
- ケニアCTC PF1
※ルフナBOPとアッサムBOPが一番コクが強い。
※BOPはブロークンオレンジペコーの事。OPはオレンジペコーの略。共に茶葉のグレードの事である。
※CTCとはCrush(潰す) Tear(引き裂く) Curl(丸める)の略。茶葉の加工の一つ。この加工を施した茶葉はコクが強い傾向がある。
もし、コクがあっておいしい紅茶を飲みたいのであれば、上記の種類から選べば間違いないはずです。
その際に、やはり気にしなくてはいけないのは、値段でしょう。
おいしいか否かに関しては感じ方がかなり人によって違うでしょうが、そもそも安い茶が高い茶葉よりもおいしいという事はまず経験上ないと思うんですね。
まあ、安物と高いものでは、品質管理の手間などが段違いですしねえ、、、。
という事で、とりあえずわたしのおすすめの紅茶を示すと以下の通り。
・ロンネフェルト クリームアッサム
インドのマンガラム茶園のアッサム100%なので茶葉は主にCTCであると思われる。
・ミツティー ディンブラBOP
二つしか紹介してねえじゃん!て突っ込む人は多いと思うんですが、ケニアやドアーズ、テライ、ルフナの茶葉って意識して味わったことないんです何とも言えないんですよねえ、、、。
でも、上記二つでおいしくないという事はあんまりないと思いますよ。
まあ、気になったら飲んでみて下さいな。
あとは、各自先ほど示したコクの強い紅茶の一覧を参考に茶葉を探してみるといいと思います。
おわりに
この記事は「「コク」って何?コクのある美味しい紅茶を飲みたいなら何がいい?」と題しておおくりしました。
今回はコクって一体何なのかやコクのある紅茶にはどんなものがあるのかについて少しは有益な情報を提供できたかなあって思う次第。
ま、少しはね。
まあ、色々な紅茶ありますからねえ、、、正直何がどんな味するのかって頭混乱して分かりませんよなあ。
結局、「自分が美味しいって思ったらそれでいい」のでしょうな。
別に誰かと競ったり、プロのティーテイスターやブレンダーになろうってしてるわけじゃないんですから。
楽しんでいきたいものです。
では!
参考
https://www.umamiinfo.jp/what/expression/richness/
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