「女はギターが下手説」について少し考えてみたいと思う
オニギリ
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。今回もよろしゅう!!

今回は以下の様な方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ
  • 「女はギターが下手説」について考察してみたい人
  • 話しのネタが欲しい人
とある女性ギタリスト
女はギターが下手とかって言われてるらしいじゃん?めっちゃ心外なんだけど。正味、ギター上手い女性っているじゃない?
オニギリ
その通り。実際、技術の卓越した女性ギタリストは沢山おるねん。ただ、ギターを上手くなりたいと思う動機の問題は一考に値するかも。

今回の話題は「「女はギターが下手説」について少し考えてみたいと思う」という話です。

世の中には「女ってギター下手だよね」とか「女性でギターをまともに弾ける人って少ないよな」、、、みたいな最近のジェンダー論者からフルボッコにされそうな意見が割と昔からあります。あなたもこの手の疑問を持ったことはないでしょうか?

この理由としてわたしが最有力と考えるものは、「ギターを始める動機が男性よりも強くはないから」ではないかと思う次第。今回は「女はギターが下手説」について少し突っ込んで考察してみたいと思います。

なお、ギター教室に通うべきか迷っている人は「ギター教室に通うべき人の特徴」の記事が参考になるかと。特に、「オンラインで全部完結させたい!」という人にはオンラインレッスンのパイオニアであるTHE POCKETがおすすめです。

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自分なりに「ギターがうまいと思う基準」

自分なりに「ギターがうまいと思う基準」

さて、これから「女はギターが下手説」について勝手に考察をしていくわけですが、その前に「私はどんな基準でギターの上手い下手を考えているのか」について触れておかないといけませんよね。物事のを判断するにあたっては、常に基準が必要ですから。

わたしが「この人はギターがうまい!」と感じる基準はざっと以下の通り。

オニギリの中の人が考えるギターがうまい下手の基準
  • ピッチが安定している

  • 音感が優れている(ステージで弦が切れても難なく対処したガスリーの例などは音感がいい事の証明)

  • ピッキング技術が一定水準以上ある(例:BPM200以上の速いフレーズを綺麗に粒立ちよくよける等)

  • 左手の関節がある一定水準以上柔軟である

  • リズムを一定レベル以上自由に操れる

  • ピッキングのダイナミクスのコントロールが巧み

細かくあげたら多分もっと出てきますが、一応すぐに思いついたものだけをあげてみるとこんな感じです。特に、リズムとダイナミクス、ピッチに関してはマストでしょう。

ピッキング技術に関しては、いわゆる速弾きができないが表現力がずば抜けている名ギタリストが非常に沢山いますので、必須要件とは言えません。

以下の文脈において、わたしが「ギターがうまい下手」という発言をする際は、以上の条件を念頭に置いたものであることはお含みおきくださいませませ。

「女はギターが下手説」を身体面から見てみる

「女はギターが下手説」を身体面から見てみる

まず、「女はギターが下手説」を身体面から見てみたいと思います。男性と女性の身体面の違いで、ギター演奏に一番影響を与えそうな要素は何といっても「手の大きさ」でしょう。

一般的な傾向として、女性の方が男性よりも小柄な人が多いので、女性の方が男性よりも手が小さい確率が高いです。手が小さいとコードを押さえるにしろストレッチ気味のコードやフレーズを弾くにしても、ちょっと工夫が必要になることが多い印象はあります。

しかし、「手が小さいからギターが下手」というのはもっともありふれた「ギターを練習しないから下手な人の言い訳」の一つです。現に、手が小さくもギターを巧みに操る人は沢山います。

例えば、プロギタリストでいうなら、元ベビーメタルのバックバンド「神バンド」のギタリストである「小神さま」こと藤岡幹大さんは、非常に小柄で手も一般的な女性と同じくらいでした。それでも彼は、理論や技術、音感といったあらゆる面で卓越しており、まさに唯一無二の超人ギタリストです。

ポイント

小柄でも超絶技巧を持つギタリストはいる。

そして、女性ギタリストにも数はそれほど多くないものの何も知らない人が見ても「これはやばい!」と感じるような奏者がいるのも事実。ハードロック系ならメタルバンド「HAGANE」のリーダーである吉田さくらさんやD-driveのギタリストであるyukiさん、クラシック界ならギタリストの村治佳織さん等がいます。

彼女たちも特別手が大きいとは思えません(特に吉田さくらさんに関してはギターと映っている画像から小柄であることが容易に想像できる)。と言う事で、手が小さいと言う事は、ギターのうまい下手を決定づける要因とは言えません。

また、「ギター演奏には筋力が必要だから女性は不利」といった意見も考えられますが、これとて「子供でもきちんと弾けている例がある」ので何とも言い難いです(例:リーサーXさん)。

「女性はギターが下手説」を手の小ささや筋肉の発達等といった体格面から説明するのは、少し無理がありそうですね。

「女はギターが下手説」を性格特性等から見てみる

「女はギターが下手説」を性格特性等から見てみる

では、次に「女はギターが下手説」を性格特性面から見てみたいと思います。もちろん、個人差はあるでしょうが、一般にホルモンの関係で男性の方が競争心が強い傾向にあるでしょう。対して、女性の方が一般的には協調性が高い人が多いと思われます。

この違いは、後述する「動機」とも密接なつながりがあるのですが、男女で「ギター演奏」に対するとらえ方はかなり違うように感じるんですよね。男性ギタリストの場合は、「ギターの演奏技術に卓越して他を圧倒する事」を目的として一度は速弾きといったテクニカルな方面にハマる事が多いと思います。

これには競争心の強さがかなり影響している気がしますね。一方で、女性はギターやそもそも音楽を「コミュニケーションツールや手段の一つ」と認識していることが多い気がします。つまり、女性からするとギター演奏に過剰な技術は一切不要なのです。なんなら、他者から技術的に卓越していると評価されることすら何の意味もないかもしれません。

彼女たちが注目するのは、「自分の感情をギターで表現できるか、相手の感情が演奏から察せられるか」といった部分であり、いわゆる速弾きなどは「ただのノイズの類」でしかないと思うんです。

ポイント

速弾きがかっこいいと感じる女性はほぼほぼいない。

そのため、彼女たちは速弾きなどといったテクニカル方面にハマることはあまりないといえます。てなわけで、生理的・性格的な文脈において、女性はあまり「ギター演奏自体を卓越させたい」と思いにくいと思うんですよね。

「女はギターが下手説」を支持する理由として、「女性はギターをコミュニケーションツールとしてとらえているから」というのは、少し有力かと思うところ。

もっとも、「ギターがうまくなればいろんな人から認められて人気者になれる」と思ってギターを猛練習するという、最近はやりの「ぼっちざろっく」の主人公である「後藤ひとり」みたいな人もいるのかもしれませんけどね。

「女はギターが下手説」を動機面から見てみる

「女はギターが下手説」を動機面から見てみる

では、最後に「女はギターが下手説」を動機面から見てみたいと思います。

多分、今回とり上げる「女はギターが下手説」の理由の中で最有力なのが動機面での理由です。さて、そもそもギターを始める人はどうしてギターを始めるのでしょうか?

中には、わたしのように「メガデスのあのヘビーな音圧がくそカッコいいから自分でも出したい!(実は、ただのストレス発散であった可能性もある)」みたいな人もいるかもしれません。

しかし、ギターを始める人の主要な動機の大多数は「モテたいから」といった承認欲求ではないかと思うんです。男性のほとんどは思春期あたりに「ギター弾けると持てそうだから」とか「バンドマンってモテるしな」といった事を考えて、ギターを始める事が非常に多い気がします。しかも、「ギターがうまいとモテる」なんてことを本気で思っている人も非常に多いです。

補足

以前、別のブログの記事でも言及したが、ギターが弾けたからと言って特段モテるようにはならない。大事なのは率直に言って顔を含む容姿や性格の方である。むしろ、モテるためだけにギターを始めるなんてコスパ最悪である。詳しくはこちら

だから、男性ギタリストはモテたくて一生懸命にギターを練習してうまくなろうとします。ただ、そのせいでいわゆる速弾きに手を出して、後々女性陣から白い目で見られるなんてことも、、、ありますねえ。

では、女性はどうでしょうか?現代は特にそうですが、彼女たちは何もしなくたってそこそこの容姿をしていれば爆裂的にモテます。それゆえ、彼女たちからしてみたら「モテたいからギターを始める」なんて「コスパ最悪な愚行」なのです。

何をしなくたってモテるのですから、何であえて「モテるために」ギターを練習しなくてはいけないかって話ですよ。

女性の場合は、基本的には「純粋にギターで表現したいことがある」とか「ギター自体に興味がある」といった動機でしかギターを始めない気がします。

ポイント

女性がモテたいからギターを始めるんなんてまずありえない。

実際、ギタリストにおける男性の割合は非常に高い(特にエレキ)ので、「ギターをモテたいから始めた」という動機はかなり一般的なのだと思います。これは、どれだけ多くの男性がモテることを重大視しているかの証明とも言えますわね。

対して、女性はモテるためになんてギターを始める必要はそもそもないので、ギター人口に占める女性の割合は低いわけです。

そんなこんなで女性ギタリストは母数自体が少ない上に、上手くなりたいという強い動機となりうるものが男性に比べると少ないので中々うまい人に巡り合わないという感じでしょう。

ただ、今一度女性の名誉?のために付け加えておくと、これはあくまでも一般的な傾向であり、うまい女性ギタリストは世の中に沢山いるんです。これは事実でしょう。

ポイント

数は少ないながらも、技巧的に優れた女性ギタリストは確かにいる。

例えば、わたしの身近な例で言うと、ツイッターの方で交流がある女性ギタリストの方でメタルバンドのラウンドネスにかなり執心しているテクニカルギタリストの方がいます。

彼女の話しを聞いている限り、ピッキング速度はBPM200以上での16分音符が弾けるしそもそも才能がある感じなので、おそらく相当ギターが上手い人なのだと、わたしは勝手に思っている模様。知らないだけで結構こういったうまい女性ギタリストはいるものです。

とりあえず、「女性はギターが下手」というよりも「女性はギターが上手になるために猛練習する動機にかけている事が多い」というのが正しい結論である気がします。

だって、ギターは練習すればそれ相応にうまくなるもんですもん。「女はギターが下手」って言い方には、「女はギターを弾くのに生物的に適してない」みたいなニュアンスを感じて嫌なんすよね。「いや、別にそんなことねえから!」て思う次第。

おわりに

この記事は「「女はギターが下手説」について少し考えてみたいと思う」と題しておおくりしました。

今回は「女はギターが下手説」についていろいろと考察してみた次第。

で、結局、わたしは

「女性は男性と比べてギターを上手くなりたいと思う強い動機(モテたい)にかけるから、猛練習しないので現状で上手くなっていない人が多いのではないか?」

と愚考します。

いやね、ギターはやっぱ練習すればうまくなるんですよ。まあ、何についても同じですけど。やっぱり、強い動機って大事ですわ。

では!

参考記事等


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