今回は以下の様な方に向けておおくりします。
32 分カッティングのコツについて気になる人
話しのネタが欲しい人等
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「|ギター初心者向け?|32 分カッティングのコツについて」という話です。
ギターのカッティングがうまいとかっこいいですよねえ~。
と言う事で、最近になってやっとせっせとコードを覚え始めたわたしですが、最近は32分のカッティングにハマっています。
例えば、以下の音源みたいな感じでコード一発でテキトーに32分をぶち込んで遊んでいる模様。
まあ、アイフォンで生音とっているので音質が悪いのはさーせん。
正直、わたしはカッティングが得意なわけではありませんが、32分のカッティングをする際の右手の動きについては何か役に立つ情報を少しは発信できる気がしたのでこんな記事を書くことにしました。
32分カッティングをしようとしてもなかなか右手がうまく言うことを聞かないという人は、参考になるかもしれません。
ちなみに、ギターのピッキング速度をBPM300の16分以上の速さにしたい人は、よかったらわたしのnoteを参考にしてみてくださいな。
では、ゆるりとおおくりします。
32分カッティングってどんな感じのもんなの?
32分カッティングとは、乱暴な言い方をすれば単にカッティングを高速化させただけのものです。
通常のカッティングでは16分音符を基本ですが、32符なのでその2倍で弾けばいいだけなので説明されれば何のことはありません。
例えばBPM100の16分でコードカッティングをする場合なら、32分だとその2倍のBPM 200の16分でカッティングすればいいだけですし、BPM150が基準ならBPM300の16分でカッティングすればいいだけです。
言わんとするところは非常に簡単なんですよね。
しかし、「そもそも複数弦を高速でオルタネイトピッキングする」と言う事自体が難易度が高いわけです。
単弦をBPM400の16分でピッキングするのと、2本弦をBPM400の16分でピッキングするのでは天と地ほどの難易度の差があります。
、、、と言っても、なかなか伝わらない気もするので、以下のガスリーさんの動画を見てみて下さい。
めちゃくちゃうまいですよね。
わたしのように単に32分を適当にぶち込んでいるのではなく、非常にリズミカルで音も均一で要所要所にアーティキュレーションが置かれていて神業って感じです。
「さすガスリーゴーヴァン」としか言いようがないですわね。
すごいよなあ、、、マジでかなわない。
ま、そもそもかなわないなんて当たり前ですがね。
ちなみに、これはよく言われることですが、32分カッティングをバッキングで多用すると非常にうざいのでやめた方がいいです。
32分カッティングはあくまでもアクセントとして用量用法を守って賢くご利用ください。
32分カッティングのコツ的なもの
では、いよいよ32分カッティングのコツについて少し述べてみたいと思う次第。
個人的に思う32分カッティングのコツには以下のようなものがあります。
・ピックの側面よりの部分でピッキングすることを意識する
・全部の弦を弾こうとしない
・32分カッティングの使いどころはリズムはドラムを意識するといい
以下順次補足です。
・ピックの側面よりの部分でピッキングすることを意識する
カッティングにおけるピックの軌道は弦に対して垂直であり、ピックは弦に対して極力平行気味に当てます。
これはどんなに高速になったとしても変わりません。
しかし、ピックが弦に対して平行(以下平行アングルと記述)だと弦から受ける抵抗が大きすぎてスムーズにピッキングできないという人もそこそこいるでしょう。
平行アングルでもスムーズにピッキングするためのコツに関しては、わたしのピッキング速度強化法についてのノートの方に譲るとして、ここでは弦からの抵抗を和らげるためのもう一つの重要な点について触れておきたいと思います。
多くの人は、おそらく32分カッティングの際にピックの先端で弦をとらえるようなピッキングをしていると思うんですが、これだと基本的に速度は上がりません。
カッティングの際にはやはり音の切れを増すためにピックの先端付近の点で弦をとらえるピッキングをした方がいいとは思うのですが、「32分を弾くときだけはピックの側面を弦に当てて弾く」のがおすすめです。
言葉では伝わりづらいと思うので、図示すると「ピックの側面」とは以下の部分になります。
16でカッティングしている時は、先端付近で平行アングルでピッキングしておいて32分を入れるときだけピックをやや傾けてピック側面で弾くってわけです。
かなりやりやすくなるのでやってみて下さいませ。
・全部の弦を弾こうとしない
32分カッティングをする際に、6弦全てを弾こうとしたりすればまず間違いなく間に合いません。
まあ、BPM220とか240程度の準高速度帯ならそれでも間に合うかもしれませんが、それ以上となってくるとかなり無理が出てきます。
BPM300の16分とかになると完全に無理でしょう。
ただ、もし間に合ったとしてもあまり多くの弦を弾くと非常にノイジーでサウンドの面で何があります。
※多くの弦を高速度でカッティングする際は、いやでもそれなりに力が入り音が荒くなってしまうため。
そのため、「32分カッティングは1~2本の弦、多くとも2~3本の弦でやるのがいい」のです。
これは上掲の動画でガスリーも言っている事です。
※上掲の動画ではガスリーは3,4弦で32分を弾いていると思われる。
例えば、冒頭においた私の適当な演奏では、32分音符の箇所では2弦と3弦だけでしかピッキングしていません。
このように弦を限定することでピッキングはかなり楽になります。
ただ、32分カッティングで使用する弦を選定する場合、32分を入れた後のフレーズの展開によっては右手が間に合わないこともありうるので(例:32分で1,2弦を使用する場合)、フレーズの展開と強調したい音域との兼ね合いを考えて慎重に選ぶようにした方がいいです。
・32分カッティングの使いどころはリズムはドラムを意識するといい
わたしも絶賛修行中の内容ですが、32分カッティングは「ドラムのリズム展開(フィルイン等)を意識していれるようにする」とかっこよく決まる気がします。
上述したように、32分カッティングは結局フレーズ全体におけるアクセント的なものにすぎず、それ自体は主役にするもんじゃないんですよね。
32分カッティングばかりのフレージングは非常にノイジーですから、聞けたものではありません。
32分カッティングは、ドラムでいうところのおかず、つまりフィルインと同じ役割なのです。
そのため、32分カッティングを効果的に使おうと思うなら、ドラムのリズム構成、特に「フィルインやフィルインの前後のリズム変化」に日ごろから着目して研究する必要があると思います。
32分カッティングは使い勝手が難しく、単体ではあんまりかっこよくないという話です。
ま、武器として持っておいて損はないでしょうが。
おわりに
この記事は「|ギター初心者向け?|32 分カッティングのコツについて」と題しておおくりしました。
今回は32分カッティングのコツについて少し語ってみましたが、個人的に32分カッティング一番重要なのは「ピックの側面よりの部分でピッキングすることを意識する」のと「全部の弦を弾こうとしない」と言う事です。
この二つを強く意識して行うだけでも、かなり32分カッティングが楽に弾けるようになると思うので、ぜひとも気をつけてみて下さいませませ。
では!
参考記事等
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