「和紅茶は国産の紅茶」和紅茶ってまずいの?おいしいの?

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

・和紅茶って何?と言う人
・和紅茶はまずいという印象を持っている人
・和紅茶の味等について気になっている人

オニギリス!

紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「和紅茶って何?国産の紅茶ってまずいの?おいしいの?」という話です。

和紅茶って聞いたことがありますでしょうか?

勘がいいあなたはもうお気付きでしょうが、「国産の紅茶」の事です。

紅茶と言えば、普通はスリランカやアフリカのケニア、インドなどで栽培されているイメージなので、「へ?国産だって??」と思うのが普通でしょう。

わたしも最近までほとんど聞いたことありませんでしたしねえ、、、。

今回はそんな謎多き?和紅茶について色々と知識を深めてみましょうか。

色々と和紅茶のブランドも紹介してみますので、気になったものがあれば実際に飲んでみて下さいな。

では、ゆるりとおおくりします。

和紅茶とは国産の紅茶

和紅茶とは冒頭でも申し上げたとおり、「国産の紅茶」の事です。

より具体的に言うと、和紅茶とは

本で育った茶の樹を使って日本で紅茶に加工されたお茶」

の事を言います。

「生まれも育ちも日本のネイティブジャパニーズな紅茶」が和紅茶なわけですな。

※ちなみに、最近では和紅茶の事を「地紅茶」とか「日本紅茶」とも言うらしい。

紅茶の原産国として有名なのは、スリランカやインド、アフリカのケニアなどですから、どうも日本で紅茶を作っているというと違和感ですよね。

緑茶だったら全然わかるんですけど。

ただ以前の記事でも言及した通り、紅茶の葉はもとはといえば「緑茶と同じ茶の葉からできている」んですよね。

緑茶と紅茶で違うのは「茶葉の発酵度の違い」だけ。

なので、緑茶を作っているのであれば別に紅茶を作るなんて造作もないことのように思えてきます。

ただ、実はそう簡単ではないんですね。

どうも茶の木にも「紅茶向きの品種とそうでない品種」というのがあるようでして、かなり味に差がある様なんです。

そして、「緑茶向きの品種は紅茶に向いていない」とも言います。

※具体的に言うと、海外産紅茶の多くはアッサム種という種類のお茶の木から作られるが、和紅茶は中国種から作られることが多いので味にかなり差がある。あまた、日本全体のお茶の生産量のうち紅茶になるのは0.13%程だという。

日本とインドやスリランカではかなり気候等に差がありますから、国によって生育しやすい茶の木の品種が違ってもまったく不思議ではないですな。

そう考えると、なかなか日本で紅茶向きの品種を育てるのは難しそうです。

和紅茶の歴史

和紅茶の歴史についても少しふれておきましょう。

そもそも日本でお茶の生産が盛んになったのは、鎖国が終わった明治初期からであるといいます。

当時、日本はお茶を輸出しそれによって外貨を獲得しようとしてしました。

しかし、当時海外での主流は紅茶であったため日本としては「緑茶を紅茶に加工する必要性」に迫られたわけです。

それが和紅茶誕生の原点という事になります。

日本で紅茶製造が始まったのは、明治8年(1875年)。

政府による勧業奨励の一環で、中国人の紅茶製造技術者を招き熊本と大分で山茶を使って、地元の業者たちに紅茶の製造方法を習得させたことに端を発するそうです。

また、明治期に幕末の幕臣で茶の栽培家であった多田元吉が中国、インドへ茶の栽培・加工の視察に行って各国の産地から茶の種子を持ち帰ってくるなんて事もありました。

彼が種子を持ち帰ってきたおかげで、その後後述する和紅茶の名品である「べにほまれ」を始めとした、数多くの優秀な品種が誕生することとなります。

明治以降、日本独自の紅茶を模索する試みがなされていく事になりますが、和紅茶は歴史上2度の大きな試練にさらされることになるんですね。

まず1度目の試練は、19世紀のイギリス植民地下インドで本格的に紅茶の生産の開始された事。

この時に、英国人好みの紅茶が研究されてインド産紅茶の人気が高まりました。

その際、和紅茶は価格面でおされてしまい衰退しまったといいます。

とはいえ、和紅茶は昭和初期に息を吹き返すんですね。

当時は世界大恐慌でした。

インドやスリランカの紅茶価格が暴落したことを受けて、和紅茶は脚光を浴びる事となります。

※このころになると、すでにティーバッグが誕生していたという。

そして、2度目の試練というのがあの第二次世界大戦です。

第二次世界大戦によって、日本の紅茶産業は再び衰退するものの、戦後には着実に成長していきます。

その和紅茶復活の流れの中で、イギリスにおいて非常に高い評価をえた「べにほまれ」という紅茶が誕生することとなりました。

ちなみに、近年の和紅茶の生産量や人気の拡大の機運の発祥地は、鹿児島県の枕崎市だといいます。

枕崎市は1931年に国内で初めてアッサム種の露地栽培に成功した場所として知られます。

※枕崎市の紅茶試験場は、上述した歴史上の和紅茶の2度の試練の間も一貫して紅茶研究を続けてきた。

※露地栽培とは、ハウスや施設内ではなく屋外で自然に近い状態で栽培する方法。

この枕崎市のアッサム種の栽培に成功したというが非常に重要な事なんですね。

枕崎市の取り組みが成功する以前の和紅茶というのは、もっぱら中国種の茶の木の茶葉を加工したものでした。

しかし、そもそもこの中国種は紅茶には向いていません。

そのため紅茶らしい紅茶を作るためには、どうしてもアッサム種を栽培する必要があったわけです。

そして現在では、鹿児島で誕生した「べにふうき」や「姫ふうき」などといった国産アッサム種チャノキによる紅茶が、世界の中でその地位を確立するに至っているといいます。

和紅茶の味の特徴

和紅茶の味等に関しては、一般に以下のような特徴があると入れているようです。

  • 渋みが少ない
  • 香りが甘く、大人しい
  • 製造後、数年おいてからが美味しくなる

なんとなくいわゆる「日本人の国民性」に通ずるものがある気がしますねえ、、、。

知らんけど。

とはいえ、和紅茶の全てが全てこういった傾向を持っているわけではありません。

結局ところ、「生産者の方々がどういった味わいの紅茶を作りたいと思って努力されているか」にほぼ全てがかかってくるといえます。

生産者の方が「渋みの強い紅茶を作りたい」と思っていれば渋みの強い紅茶ができるでしょうし、「花のような香りのする紅茶が作りたい」と思えば花を思わせるフローラルな香りがする紅茶ができるでしょう。

まあ、生産地がどこかっていうのもかなりある気はしますけども。

いずれにせよ、一概に「和紅茶とは~な味や香りをするものだ」と断定することは不可能です。

よくネット上に「和紅茶はまずい」と言う意見があるようですが、これは「主語がでかすぎる」わけですよ。

これって「セイロン紅茶はみんなうまい」とか「インド紅茶はみんなまずい」とか言っていると同じわけですもん。

例えばセイロン紅茶を例に挙げるなら、ヌワラエリアやウバなどといったかなり味や風味の異なる品種が存在しているため、「同じスリランカ産の紅茶」としてひとまとめにして味等を語ることは到底できません。

木を見て森を語るのはあまりにも乱暴というもの。

ただ、個人的な体験でいうならば、わたしはこれまでにまず和紅茶というものを意識的に飲んだことがないし、飲んだとすればおそらく日東紅茶のデイアンドデイくらいです。

もし間違っていたら、申し訳ないんですが、日東紅茶のデイアンドデイはいわゆる和紅茶の部類に入るものだと思うんですよね。

そもそも日東紅茶というブランドの創設元である三井農林株式会社は、昭和2年に創業し当時高級品だった紅茶を一般家庭に普及させて来た歴史があります。

言ってみれば、三井農林は「日本に紅茶文化を定着させた立役者」でもあるわけです。

そんな三井農林の紅茶であれば、割と味わいが和紅茶よりであってもおかしくはない気がするんですよねえ。

実際に、日東紅茶のデイアンドデイを飲んでみた感じでは、やはり先ほどあげた「和紅茶の特徴」の通りって感じがします。

ただ残念なことに、単にわたしの味覚との相性があまり良くなかっただけなんでしょうが、個人的には「紅茶というよりはほうじ茶っぽい」という感じであまり好みの味ではありませんでした。

今後は日東紅茶のラインナップの他の商品も飲んでみたいなって思うところです。

他の商品の中にはわたしが好きな味もあるでしょうしね。

おすすめの和紅茶とおすすめブランド3選

さて、では最後に「おいしい和紅茶をのんでみたい」とか「和紅茶の味が気になる」という人に向けて、「これはおいしそうだな」と個人的に感じた和紅茶を選んでみました。

では、どうぞ!

べにほまれ

先ほども言った通り、和紅茶の地位を確立した名品です。

べにほまれは、多田系インド導入種実生(みしょう)から選抜して誕生したと言います。

※多田系インド導入種とは、上総国富津村出身の幕末の幕臣で茶の栽培家であった多田元吉がインドから持ち帰った茶の種子の遺伝情報を導入した種子。

※実生(みしょう)とは、種子より発芽したばかりの植物のことをいう。  また種子から発芽させ新しい植物体(苗)を得ることや、そうして得られる成長した植物体も意味する。

国立茶業試験場が育成して、1953年に日本初のお茶品種として命名登録されたとか。

やっぱり、和紅茶が美味しい美味しくないを語るのであれば、このべにほまれを飲まないわけにはいかないでしょうね。

購入は以下のサイトから。

心向樹

べにふうき

べにふうきも多田系インドの遺伝の流れをくむ品種です。

具体的に言うと、べにふうきはアッサム種やアッサム系統の品種と香りの良いダージリン系統の品種を交配して生まれております。

もうこの時点で期待が高まりますな。

雅紅茶

雅紅茶は最近登場した和紅茶(国産紅茶)の専門ブランドです。

当たり前ですが、どの商品も完全に国内紅茶だけが使用された純国産紅茶。

実にいろんな味の紅茶がある模様。

オンラインサイトでは、産者による製造方法や思想などが違い、生産者のページには各生産者ごとの特徴がチャートで公開されています。

中には、「英国の"The Great Taste Awards"紅茶部門で7回金賞」や「有機JAS認定」の国産紅茶もあるので中々選びがいがあるというものです。

ギフトにも最適ですね。

今ブームの兆し 寿司にあう紅茶 贅沢な味わい 和紅茶【和紅茶専門ブランド 雅紅茶】

おわりに

この記事は「「和紅茶は国産の紅茶」和紅茶ってまずいの?おいしいの?」と題しておおくりしました。

いままで、和紅茶を意識して飲んだことは全くありませんでしたが、いまや和紅茶も海外の紅茶に負けず劣らずの品質のようですね。

一般には、依然として「和紅茶っておいしくないんじゃない?」という声があるようですが、実際に飲んでみて各自真偽を確かめてみるのがいいですな。

わたしも今後は和紅茶も積極的に飲んでいこうと思います。

では!

参考

紅茶専門店紅葉公式

https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20160919-00062351

https://nihoncha-magazine.com/?p=58

https://www.gene.affrc.go.jp/pdf/publications/plant-exp_2004(21)_p45.pdf

参考記事等


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