今回は以下のような方に向けておおくりします。
・インドネシアの紅茶について興味がある人
・いろんな国の紅茶を飲んでみたい人
・話しのネタが欲しい人等
オニギリス!
紅茶党ギタリストで心理カウンセラーのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「ネパールの紅茶の特徴ってどんな感じなの?」という話です。
今回はあまり日本ではなじみのないネパールの紅茶について取り上げてみようと思う次第。
ネパールって正直日本人からするとかなりなじみうすい気がします。
人によっては「え?ネパールって紅茶つくってたん?」なんて思いそうなもんです。
まあ、、、ネパールに関して有名なことといえば、、、、ヒマラヤ登山の玄関口となっていることくらい?
、、、、いや、それはちょっとマニアックですかな。
ただ、ネパール紅茶は紅茶に熱心な人からは結構評価が高いなんて話も聞きます。
んー、どんな紅茶作ってんやろな?
この記事は日本紅茶協会編『紅茶の大事典』を参考にしています。
なお、世界の紅茶産地を概観したい人はリンクからどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
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ネパールの紅茶の歴史ってどんなもん?
ネパールの茶栽培の起源には実に諸説あって、何が正しいかよくわからない模様。
その一説には
「8世紀にチベット国王の元へネパールの王女が花嫁として嫁いだ際、チベット国王が感謝して後にネパールにをがプレゼントしたのが始まりである」
というものがあるそうです。
ただ紅茶の栽培に関しては、1863年にイギリス東インド会社の支援によってダージリンから茶樹が持ち込まれてイラム農園などがひらかれたのが起源であるようですな。
しかし、この時は政治的、経済的混乱のために紅茶産業は軌道には乗りませんでした。
その後1959年に、タライ平原の東端にて茶栽培が開始されるようになります。
1966年にはネパール茶開発会社が発足、ダージリンに近いイラムの茶園でとれた茶葉をダージリンの製茶工場へと販売していたそうです。
※ネパールは地理的にインドと隣接している。
1978年には、イラムに製茶工場が完成したのを契機として1990年までには各地に製茶工場が建てられていったとか。
実は、ネパールって結構紅茶と縁が深い国だったんやねえ。
ネパールの地理的条件
次は、ネパールの紅茶産地が置かれている地理的な環境等について軽く確認してみたいと思います。
ネパールの地理的条件 | |
地理 | ネパールは東西南でインド、北で中国のチベット自治区と隣接。国土の中央から北一帯は、エベレストを含むヒマラヤ山岳地帯とその山麓で構成されている。こう茶栽培はヒマラヤ山麓の東側、南側のタライ平原にて行われている。東側の茶園は標高900~2100mにある。 |
収穫時期 | 3~11月 |
製造方法 | オーソドックス製法(南部のタライにおいてはほぼCTC法) |
気候 | 茶栽培がおこなわれている場所は、ダージリンやシッキムと接しているため気象条件がこれらと酷似。タライ平原の東端はインドのテライと接しているためテライと同じくCTC製法による紅茶が盛んという。 |
ネパール紅茶の味等やクオリティーシーズン(旬)
では、最後にネパール紅茶の味やクオリティーシーズン(旬)等について触れておきたいと思います。
ネパール紅茶のクオリティーシーズンや茶葉の形状等については下表のとおり。
ネパールOPの傾向とネパール紅茶のクオリティーシーズン | |
ネパール紅茶のクオリティーシーズン | 山岳地帯は3~4月にファーストフラッシュ、5~6月にセカンドフラッシュ、7~9月にモンスーンフラッシュ、10~11月にオータムナム。 |
茶葉の外観 | 緑黒色 |
水色 | 薄い黄橙色。ファーストフラッシュではより薄くなり、セカンドフラッシュでは赤みが増す。 |
香り | ファーストフラッシュは花香が感じられ、セカンドフラッシュでは、フルーティになるという。 |
味 | 強い渋みはなく飲みやすい |
※OPとは葉の形状であるオレンジペコの略の事。
※ネパール紅茶は全体的な傾向がダージリンに似ている。ちなみに、山岳地帯で栽培されている茶樹は中国種系の小型種だそう。
なお、味等を5を最高として数値化すると以下のようになる模様。
香り | コク | 水色の濃さ | 渋み | |
ネパールOP | 5 | 3 | 3 | 3 |
おわりに
この記事は「ネパールの紅茶の特徴ってどんな感じなの?」と題しておおくりしました。
ネパールはあまりわれわれ日本人になじみがない国って感じですので、紅茶を作っていること自体知らなかった人も結構いたんじゃないかと思います。
でも、実はネパールの紅茶ってかなり品質のいい紅茶があるんですな。
なんせ、あのダージリンと傾向が似ているというのですから、まあおいしくないことはないって気がしてしまいますわ。
なかなかネパールの紅茶を入手することは簡単じゃなさそうですが、機会があったら飲んでみたいものですねえ。
では!
参考記事等

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